おっ、コン・リーが出てんだ、と彼女が出たときは驚いた。久しぶりに観る『2046』オモシロかった。かつて観たときは確か寝た。寝たにもかかわらず、大スターを集めすぎて収拾がつかなくなった印象であった。失礼であった。収拾がつかなくなった、なワケがない。初期のコンクリートなストーリー展開から比し、寧ろバラバラになる感覚がよい。エンド・クレディットに表される、都市に眠るズレあらわされ、なるほどとなる。去りゆく奥景のトニー・レオンがアウト オブ フォーカスになるときの前景の開きかけで震えるチャン・ツィイーの右手に、哀しみグッとくる。
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