*クドカンヤマノブ☆ジェネレーション的に言えば、小泉経済改革民営化はジェネレーションXにとってはそれまでの安定路線の崩壊になるのだろうけれど、ジェネレーションYにとっては自らの道を自らで切り拓くワンダフル☆ウェイなのだろう、という視点に立つのだろう。聴くとかっこいいが実態は演歌歌手のサポートである音楽プロデューサーを辞め自らの夢に向かって自転車を飛ばす郵便局職員となるミッチーは商店街をワンダフル☆ウェイ。いっぽう、ロスジェネの時代に突入してまっただ中にいる斉藤由貴はおカネの心配エトセトラと心配が多いヒロインであり、おカネの世界に閉じ込められてしまう。
*商店街が表されても日本ならではのホームドラマが表されても、リアルにヘンが侵食してきてガロってるのがやはりクドカンである。夏目漱石の大暴走の5話から10話ぐらいまで、からーの、その後はみどりの両性具有性としての在り方、と、ガロってるけれど、現在現実にはあるイシューがリークされる。
*お母さんのマインドがリマインドされ、家族は大歓声、長女はお母さん、あとで手編みを教えて、となるも、ミッチーが久しぶりに夜の営み、と斉藤由貴に迫っているとき(ちなみに、この時点で斉藤由貴によって体現化されているみどりはマインドは夏目漱石に戻ってしまっている、それゆえ、ミッチーの求めを拒否している)長女は手編みセットを持ったまま寝室を開けてしまい目撃、手編みセットを落としてしまう。それからというもの、ミッチーを不潔扱い。これが幾度となく出てくるから、その後に展開されることの伏線として、お父さんの着ているものと一緒に私のものを洗濯しないで、というセンスでだけ表されているのではなく、この後における展開、性的目覚めまでは中学生だから表されないのだろうけれど、なにかしら反転してからの彼女の愛の目覚めに繋がっていくのではなかろうか。
*10話以降は、これまで目立たなかったレッド吉田が目立つ。彼とヤンキー奥さんの関係性のなか、愛の在り方が問われる。文豪漱石がミッチーに愛の在り方を問う。
*両性具有のみどりは、本田博太郎のナレーションによる夏目漱石の時点(そしてそれは本ドラマのなかではほとんど)では赤パジャマと漱石が名付けたミッチーのことを毛嫌いするが、わたくし的にかつて好きだった原史奈(佐藤めぐみなど、主役ではないアクトレスに志向してしまう)が演じる女教師に恋心を抱く。百合ファンとしては、16話以降のこれからの百合展開がとても気になる。
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