マイ・ブロークン・マリコおもしろかった。タナダユキ、というよりは、永野芽郁で観に行く。たまたまなのか、相性がいい人がいいと駄々をこねたのか、共演経験がある人たち、すなわち母性では戸田恵梨香、本作では奈緒との競演。大衆食堂とかタナダユキは視覚的に大衆感を匂わせるのいつも素敵である。多かれ少なかれ現代人の心のうち、傷心のマイハートがあること、バスでの中学生の親友を抱く永野に表される。そこまで酷いこと受けたことないにしても、身につまされるセンスを持たせる。ロードムーヴィーにしてはショートカットだし、様々な人たちと出会ってゆくではなく出会うのは窪田正孝だけだし、それゆえレイプ未遂犯がヒッタクリ犯とほぼ同じであることクリアーに表すし、ショットの長さは短くせずまあまあゆえ、簡素化されたもので我々の視聴をクリアランスにさせられる。ラスト・ショットの手紙を読む永野の表情も良いが、駅のホームで言う窪田の言葉は、そうだな、となる。
ps
記憶や過去の少女時代やいろんな奈緒や、独り言や内なる声など、おもしろかったけれど、ごちゃごちゃになりつつもバランスよろしく、でも、終盤の強姦未遂から逃げてくる少女のとこ、あれは幻視で幻聴なのでは、と疑う時間を設けてしまった・けれど、警察でのシーンがあったのでホントだったのね、となる。あれが幻視で幻聴なわけはないけれど、それまでの効果がおもしろくあったから一瞬そうなってしまうのであった。
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