フライングハイおもしろかった。ザッカーエイブラハムズザッカーは、万国共通に分かりやすいフィジカルなジムキャリーよりは分かりにくいけれど、政治ネタ社会ネタ時事ネタを取り入れアメリカという環境に育ち生きる者には分かり笑いえるS N Lよりは分かりやすい。映画やスポーツといったアメリカン文化を取り入れ風刺したりパロったりをペロリとやってのけるからであろう(日本でもウケたのは、それだけアメリカン文化が日本に浸透しているという証か)。アメリカン・コメディで今でも愛される作品として常に上位に挙げられる。けど、やはりちょっと古さも感じられてくるものもある。でも死語がないアメリカでは、昔の作品も再放送が繰り返されるのもあるけど、文化の取り入れは現在の若人でも笑えるものがあるのだろう。古いのも茶化したり愛したりするアメリカンが多いのは、流行のサイクルが早く死語も生まれる日本やイギリスとはちょっと違ったサーカムスタンスなのかなと思える。バスケットのレジェンドのようだが、こちとらからすれば死亡遊戯でのレジェンドであるカリーム・アブドゥル=ジャバーにサプライズとなる。ザッカーエイブラハムズザッカーは既成のものを茶化したりするけれど、新興勢力よりも古き良きアメリカをやはり愛する感じがする。ディスコの放送のアンテナは壊すけれど、茶化しても、お茶の間のヒーロー、アンタッチャブルのロバートスタックやスパイ大作戦のピーターグレイブスへのリスペクトがとても感じられる演出である。ゴーストがウケたのも、そこに潜在するもの、オーソドックスなもの満載だったからであろう。
PS
アメリカいたとき驚いたのは、チャンネル回すと白黒映像のハニームーナーズがあったこと。日本で言えば新珠三千代の花登筐ものがいまだに普通に流されている、いや、てなもんや三度笠がフツーに民放でお茶の間にいまだに流れていることのようなもの、それに驚いた。今だったらサブスクなんかでかつての作品も観れるのだろうけれど、でもそれはこちらから選ばなきゃいけないものだけど、ハニームーナーズが普通に生活にいまだあったのである(ジャームッシュもこの番組好きだったようであるが、エイティーズからずっと流されているのか)。でも思うに、日本なんか同時代的なポップスの音が満載になるのは、或る閉じられれた時空間となってるからかな、となる。来週、万城目正の特集があるみたいだから、とりあえずダブしておこう。
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