天気の子おもしろかった。セカイ系ってもう廃れていると聴くが、世界はそもそもから狂ってると言うセリフが終盤にあるけど、新海誠はやはりセカイ系なんだ、と安心する。岩井俊二をリスペクトすると言いながら、この作品で表されること、線路んなかを走ったり、ピストル撃ったり、やることなすこと園子温的反社会的行動、おまけにジブリの白竜を堂々とくすねるかと思えば天空の城も平気で拝借の反社会的行為、もう俺たちに明日はないである。しかしながら、あの邦題もボニー&クライドに日本はうまいことアンチ進歩主義的につけたな、といま思えば感心するけど、この作品においても、今此処が大事なのであり、その愛に向かうことに感動。スピード感ある君の名は。に比べたら中盤までモッタリしていたけれど、ふたりきりのポリフォニックな君の名は。とは違い、真ん中ぐらいから群像劇(とは言っても4〜5人であるが)となり、初期の男女の声のハーモニー的会話の気持ちよさのように、カラオケや会話が気持ちよく、ラストの屋上へと向かう活劇もクール、思えば岩井俊二も反社会的なとこ存分にある。君と僕だけで、社会が介入しないわけもなく、大人たちが介入するところが逆にセカイ系を強くする。いったん壊してしまうところからの想い、過激だけれど、それだから想いは強くなる。
ログインしてコメントを確認・投稿する