mixiユーザー(id:2566286)

2020年11月07日23:20

75 view

ゼメキスとバートン12

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたちおもしろかった。ハリーポッターの世代もファンタスティックビーストの世代もどちらも、パイレーツ世代もジェネレーションXメ〜ンYO!MA〜Nもどちらも楽しめるティムバ〜トンである。ふーむ、バートン、流行に魂を売ったな。音楽はエルフマンではないので請負仕事なのか。コロンバスみたいにシリーズにとどまりガッポリ儲けるのか。人物的ストラクチャーはいつものバートンで、メンター的に、やがて死ぬ父性的存在はシザーハンズのプライスやビッグフィッシュの父親など、想像力を授けること、テレンススタンプに託される。バートンが求める観客は、想像力あるけどそれは自分に閉まっておけ的な人たちなのかな、でもそれは多くのオーディエンスに届けられるものなんだな、と思えるが、シザーハンズをはじめとした想像力あるけどひっこみ思案ではなく、昨今の少年ファンタジーらしく、主人公は冒険の旅に出る。

マリアンヌおもしろかった。ホワット・ライズ・ビニースのころゼメキスは確かヒッチコックのような作品をホントはつくりたかったと言っていたけれど、その後の作品は製作でゴシックホラー系でサスペンスな感じはしないし、彼の監督作品にもそうしたジャンル性が感じられなかったけれど、ウォークのあの綱渡りの緊張の持続のように、この作品は全編がサスペンスの宙吊りであり、彼が言うヒッチコック的なものとはこのことなのかと思えてくるのである。ゼメキス流のサスペンスとは辿り着いたところはここなのか。まさにサスペンスである。裏切りを見つけるというよりも、別に国家に従順にならず抗えばいいじゃんと思っていたら、そうなってくる。でもアメリカ映画ではその多くにおいて、そうした国家への叛逆は主人公の国籍も住んでいる国もアメリカとは違う国であったりする。この作品もまたそうである。ゼメキスであるから真っ向からアメリカに反対する、ってよりアメリカ好き好きだからアメリカに楯突いたりはしないだろう。愛する女性のため敵はもちろんのこと仲間の命も厭わないところは、ある意味破茶滅茶だけれど、それもまたゼメキスらしいメチャクチャぶりがある。

ヴィンセントは確かバートンの処女作かな。この後の彼の作品に表される主人公の祖型がそのまんまのように表される。コーマンのプライス主演のポオ映画よりも、ポオの詩に近いものがある。フィールドオブホーナーはゼメキス、これでスピルバーグの目に留まったと言われるけれど、1941の祖型であるばかりではなく、ガンプにもマリアンヌにも通じるものも感じるけど、こうしたアブナイ人、現実にアメリカにいそうな感じもして怖くもなる。学生運動やセントラルアメリカのイシューはこの時代には残っているんだな。この作品の前の短編リフトなんか観ると、ゼメキスのゴシックホラー愛が見えてくる。やはり好きだったんだな。







0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2020年11月>
日 月 火 水 木 金 土
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     

最近の日記

もっと見る