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2019年09月02日17:08

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ロブスター


最終盤の車道を足早に歩くふたりに、このあと春琴抄になっちゃうのではと思ったが、その答えはオーディエンスに託すものとなる。私的には同じになる必要なく違うからこそ愛という指向性、関心をそそられると思うけれど、この愛の寓話は文脈的に、愛する者同士が求め合う相性はイコールが求められるのであろう。カップルではないと動物以下となる社会なのであろう、しかしそこから抜け出して独り身の気軽な、赤い接吻や赤い性行を罰としてやらせるレッドアーミーなテロリズム、そこもまた情け容赦のない愛なき世界。『ロブスター』しか観てないから分からないけれどヨルゴスランティモス、この作品に関しては、台詞少なく行為だけで分からせるそのゲシュタルト、カウリスマキ好きなんだこのヒトを感じさせ、画的絵的音的にキューブリック好きなんだこの人となる。この寓話的なスタイル、リアルと向き合おうとしている観のドゥニヴィルヌーヴとアスガルファルハーディーに比べたら、私的にはより入っていきやすかった。オフビートなところもよい。でも、三者とも面白い映画作家であるな。アスガルファルハーディーはまだ一作品しか観ていないし、三者とも観ていきたい。



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