mixiユーザー(id:2566286)

2018年05月28日22:59

437 view

さよなら渓谷


『さよなら渓谷』
大森南朋が鏡に見る衰えた身体がコントラストされるかのような、未だ鮮明に此処に在るかのような大西信満の身体、スポーツをやっていた者同士で異なる身体がある。誰にしも鮮明に記憶に残る事件たちを題材に、記憶と身体のイコール表される。その同一性に真木よう子は怖れを抱きながら、ふたりが渓谷に暮らす。荒波に沿った道で歩調を合わせるシーンが印象的であるが、それぞれ誰しも違うように、ふたりの身体のズレがあのシーツの波からティルトアップする身体に重なりながら差異を転げ落とす。メリハリがなく淡々とした流れであるが、映像が強く印象を持たせ、大森南朋の衰えた身体や真木の川に落ちるサンダルのインサートによって逆にリズム生み出す。大森が鶴田真由をハグするところ、素直に受け入れられ、よかった。オブセッションと個に向けたクエスチョンのラストのダイアローグ、時代に向けたものでありながら、イマヘイや野村芳太郎のような修羅のカラダはきっと今は演劇的になってしまうのだろうか、優しさが求められる時代の身体が時代に沿ったリアルとして作品に求められ、そしてあらわされる。ギトつかない。






0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2018年05月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記

もっと見る