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2017年10月05日13:23

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あさひなぐ, 三度目の殺人


私が背中を床につけ、地団駄踏んで頼んだわけではない。あくまで姪との共同声明のもとに行ったのである。『あさひなぐ』おもしろかった。乃木坂工事中を観なかったら、この作品のことを知らなかったのだと思う。ロケ地など考察しながら観ると製作費安く仕上がっているように思えてしまう。背景に他の青春モノに比したくさん人がいたように思えるが、研究生をこぞって出したように思える。ボロ儲けやな、秋元。シンフォニーな音楽には騙され、やはり感動してしまう。『武士道シックスティーン』、レンタルで観ただけだけど、けっこうよかったけれど、これも劇場だったら更に感動していたのかな。伊藤万理華、『生れたままで』のPVとおもむき違うけれど、演技ヨカッタ。西野七瀬、ヨカッタ。後もヨカッタ。江口のりこにはヨイとうなった。


『三度目の殺人』
 3度目以上も観に行った人がいるらしいけれど、何度か観ることによって誰がホントのことを言っているのか当てようとしているという理由づけしながらも、きっと福山目当てで来られているのかなと思う。平日の昼だというのにたくさんの熟女の方たちオーディエンスが客席を占めていた。私は広瀬すず目的で行ったわけではなく、こっちが鼓膜が引き裂かれんばかりに福山のDVDライブをヴォリューム60以上のレッドゼッペリン状態で聴いて観ている母のお供で行ったのである。
 是枝的に、福山や広瀬や、そして役所というキャスティング、広範囲の層のお客さんにアピールして、儲かりまんなになるような凄い商法である。ドキュメンタリー的なものを排除はしていないながらも、恩田陸や貴志祐介のようなサイコホラーにも若干感じながら、登場人物の次に言う台詞も言い当てれるような先が分かるようなヒューマニズムになっているけれど、そうしたフォルムでチャレンジして、透明感ってコトバ、日常でやたら言われて内実は分からなかったけれど、まさに3人のメインキャスト、それが当てはまるような透明感、これこそ是枝的なんだと思ってしまった。透明感という言葉の意味が分かるように、唸る。
  終盤のガラスに映って重なる福山と役所は現実と虚構というではなく、導師が導くという方が、私的には納得できる。ちょっと東洋的で、西洋の映画祭に受ける受ける。ホントのことが言えない社会に生きる福山を導くものであり、器を悟らせるのは、そういうことである。思えば、家族社会への問いかけは『幻の光』からずっと表されているように思える。家族社会への問いかけ、社会への問いかけ、これがなによりも先にある。



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