☆エピソード11.
*揺れる森からオードリーにディゾルーヴされる。そのエモーションはジョシーにも、ドナにも、ルーシーにも表される。このエピソードは女性たちと彼女たちが対峙する男性たちを通して、揺れる感情あらわすアブジェクシオンと奇異なるファルスが表される。男たちは女たちを陥れている。
*モニターに映るオードリーには虚である者が表されているという以上に、ブルーの世界に閉じ込められている彼女の姿が表されているのだ。『ツイン・ピークス-ローラ・パーマー最期の7日間』のオープニングでの砂の嵐と壊れるモニターに通じるセカイなのである。
*ジョシーとハリーがいる部屋の木の感触は雷光により赤色を帯びる。エモーションの不可思議な二重化が『ツイン・ピークス』に表されている。以前は意識していたけど、最近はトンと忘れていたツインの響きに表される二重性、、葦は絡み伸びる。
追記(は今回(2026年)再見しての追加記載)
どこかで見た顔だな、と思ったら、ルノー兄弟の長兄はマイケル・パークスなのだな。彼はタランティーノ・テクストの常連。リンチのにも出ていたのか。
☆エピソード12.
*ヒトが裁かれる場所での赤と木の感触の融合、摩訶不思議に正しい。
*このエピソードはドナやマディ、ルーシー、シェリー、そしてオードリーを通して、疑惑を生むアブジェクションが表される。男たちは彼女たちの惑わすエモーションの範疇に、このエピソードでいる。
*いろんな出来事が起こるから、ローラの死を忘れたと前に述べたが、エンド・クレジットには常にローラが表されるわけであり、彼女のイマージュは決して視聴者から消えることはなかったのである。ところで毎回、最後に表されるLynch/Forest Productionsと出るとこ刺激的である。
追記(は今回(2026年)再見しての追加記載)
*植物人間となっているレオの弁護士、似ているな、とチェックするとやはりヴァン・ダイク・パークスである。ほんの2,3ショットのためにカメオ出演か。デヴィッド・ボウイにしてもヘイリー・ロリンズにしても、ミュージシャンけっこう出ているよね、リンチのテクスト。彼自身ミュージシャンとして2枚のCDつくっているけれど、それも関係するのかな。
ログインしてコメントを確認・投稿する