☆エピソード8.
*クーパーは煉獄へ入ったのだろうか。てか、ツイン・ピークスが元々から煉獄であったのかもしれない。アンディが泣くブルーのセカイ、慈愛が導かれる。1stシーズンに比べて『ツイン・ピークス-ローラ・パーマー最期の7日間』の異様さがより表されている2nd シーズン、ボビーの父親が言うような、清流のような澄んだ流れが求められ表されるように思える。死に接したときのクーパーの願いが、このエピソードで表される。真心を示す人々。家族や男女間といった様々な関係性に純愛の回復、その願いが表される。ローラのサングラスを通して憑依するマデリーン、そして同じく憑依するドナのキスと戸惑いのジェームズにも、異様ながらにしてそれは表されている。そしてラストの方、家族団欒の風景のなか陽気に歌うリーランドらにもまた、異様にしてそれが確かに表されている。
*ローラに憑依するマデリーンにリンチのヒッチコック嗜好が出ているが、『ツイン・ピークス-ローラ・パーマー最期の7日間』においてもローラの脱ぎ捨てた黒いドレスを纏い憑依するかのようなドナが表されていたっけ。巷と同じようにいろいろな出来事がありすぎて、ワタシはローラの死そのものを忘れかけていたけど、ローラはやはり『ツイン・ピークス』の求心力なのであること、こゝろに導かれし。とは言えども、このドラマが放送されている頃は、テレビモニターの外側にある巷の世界では、人々は誰がローラを殺した犯人なのだろうかと喋り合っていたであろうはずだから、ローラ・パーマーはどえりゃーパワーの求心力をいつも表しているにちがいないと、こゝろに導かれし。イマージュはYOUTHを、電波なパワーを届ける。
追記(は今回(2026年)再見しての追加記載)
第1シーズンがセンセーショナルな話題となり、第1シーズンから3か月にシーズン2が始まるも、当時のアメリカンたちはシーズン2を待ち望んでいたことであろうが、ドラマ内での時間経過は1話が1日、なのに、ダナとマデリーンの変化はどういうわけかファムファタールの匂いをプンプンさせて翌日とは思えない変化を遂げてる(そういえば、このエピソードかな?或いは前のエピソードかな?マデリーンがメガネを取って折るシーンがあったけれど、ダサさから離れる証か。それでも、誘惑されるものがないスモールタウンのはずなのに、そうなってしまうのは、この町にはなにかデヴィル的なものが存在している、ということを作者は言いたいのかな?)。それに、すでに前にラストまで通して観ているから驚かないし、それに、クリエイターがリンチだし受け入れてしまうが、銃弾撃ち込まれての凄い回復ぶりのクーパー捜査官、驚異なのである。
ログインしてコメントを確認・投稿する