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2024年08月11日23:41

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ストロング小林さん追悼最終章(775)

81年新日本プロレス「ブラディ・ファイト・シリーズ」は山陰から北陸へ。第13戦は9月2日福井県敦賀市立体育館(観衆2,500人発表)大会。

メインイベントは初トリオ結成となる猪木&タイガー戸口&長州力組がスタン・ハンセン&バッドニュース・アレン&ピート・ロバーツ組と6人タッグマッチで対戦。

1本目は3分34秒、ハンセンが長州をウェスタン・ラリアートから体固め、2本目は5分25秒、猪木がアレンを逆さ押さえ込み、決勝の3本目は猪木がラリアートのダメージが抜け切れていない長州にタッチ、長州がPロバーツに根性の首固めを決めて2分25秒、フォール勝ち。猪木&戸口&長州組が2−1で勝利を飾りました。

セミファイナルは藤波辰巳とディック・マードックの初シングルマッチ45分1本勝負。この後何回も対戦し、後日、日本の試合巧者の第一人者となる藤波が「最も上手かった相手」として即答するマードックとの初シングルは6分4秒、両者フェンスアウトの引き分け。

セミ前が坂口征二と上田馬之助のシングルマッチ30分1本勝負で4分38秒、坂口の反則勝ち。ストロング小林はジム・ドゥーガンと初対決、8分13秒、逆エビ固めでギブアップ勝ち。

タイガーマスク&ブラック・キャット組とブラソ・デ・オロ&ブラソ・デ・プラタ組のロス・ブラソスのタッグマッチ30分1本勝負は11分7秒、タイガーマスクがプラタを体固めでフォールしました。

エル・ソリタリオは藤原喜明を6分29秒、体固めで破り、永源遙&前田明(前田明)組vs剛竜馬&荒川真組のタッグマッチ20分1本勝負は12分36秒、剛が逆さ押さえ込みで前田をフォールしています。

敦賀大会の試合記事が掲載されている9月4日付(3日発行)の「東京スポーツ」にNWA世界ヘビー級王者で10月6日から全日本プロレスの「ジャイアント・シリーズ」に特別参加すると発表されているダスティ・ローデスの談話で「ローデス爆弾発言『10月日本へは行かない』」という記事が掲載されました。

インタビューしているのはビル・ストロハイム�契つ命�員で、フロリダでドリー・ファンク・ジュニア、テリー・ファンク、ジ・アサシンらを相手に防衛戦を行いジョージア州アトランタにやってきたローデスを取材。

9月17日カンザス州カンザスシティでリック・フレアーの挑戦を受けるのが当面最大の難関としながらも10月の全日本プロレス行きに話題を向けられると、「そんな話は知らない。俺は猪木に好意を持っているし、猪木と馬場の関係も知っている。馬場のリングに上がることはないだろう」とこれを否定しています。

ストロハイム記者が「しかし、貴方がNWA世界チャンピオンである以上、NWA本部の決められたスケジュールに従い、オールジャパンに上がる義務があるのでは?」と突っ込むとローデスは「そうなったらベルトは返上するまでだ。とにかく、俺は今日本の争いに巻き込まれたくない。10月に日本に行くことはない。」と発言しています。

ローデスが現役NWA世界ヘビー級王者のままタイトルを返上して10月の全日本プロレス参戦をキャンセルするなどはまず有り得ず、カンザスシティでフレアーにベルトを明け渡すので、その後は高額ギャラが保証されている(推定週給10,000ドル、新日本プロレス参加外国人レスラーの中でギャラの最高値と言われている)新日本プロレスに行くから、引き抜きに応じたなどと新日本プロレスの関係者に思われても困るから余計なことを書いてくれるな、ということでしょう。

ローデスはハーリー・レイスからフレアーに政権が交代するまでのベビーフェイスのショートリリーフチャンプ。フレアーはNWA会長のジム・クロケットが推しているのは周知の事実であり、10月に全日本プロレスにNWA世界ヘビー級王者として来日するのはフレアーでほぼ決まりだろう。ローデスの全日本プロレス参加はまずない、ということでしょう。

北陸は敦賀一日だけで東海に移動、第12戦、9月3日三重県津市体育館(観衆4,300人満員発表)大会。メインイベントは猪木&藤波&戸口組とマードック&上田&Pロバーツ組の6人タッグマッチ。マードックと上田はこの日までの参加となります。

1本目は11分24秒、両チームリングアウトとなり1−1、決勝の2本目は2分41秒、猪木がPロバーツを体固めで破り、2−1で猪木&藤波&戸口組が快勝しています。

S小林はセミファイナルに出場、ハンセンとのシングルマッチ45分1本勝負で5分50秒、ハンセンがエビ固めでの勝利。S小林は帰国後初黒星。

セミ前は坂口とアレンのシングルマッチ30分1本勝負で13分47秒、坂口の反則勝ち。長州はソリタリオを9分37秒、カナディアン・バックブリーカーでギブアップさせました。

ドゥーガンは永源を6分15秒、体固めで破り、タイガーマスクはジョージ高野とのタッグでオロ&プラタ組のロス・ブラソスと対戦、10分31秒、タイガーマスクがプラタを回転エビ固めでフォールしています。藤原&キャット組vs剛&荒川組のタッグマッチ20分1本勝負は11分12秒、キャットが荒川を首固めで丸め込み勝利を収めています。
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