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2022年12月17日12:21

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ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金 ドラゴン・タトゥーの女


ペイン&ゲイン 史上最低の一攫千金おもしろかった。ロボット・ヘンゲにも世界を救う男たちにもあまり関心が向かないので、これにする。というか、最初に観たときなにか印象に残り、なにか気持ち悪さも残り、でもほとんどハナシは忘れているので、なにがそうだったのかな、と観る。三人が揃うまでのハナシのふりが長かったのがこちらのバイオリズムを気持ち悪くさせ、矢継ぎ早に変化するショットやアングル、それに燦燦と輝く西海岸な天気が、物語とあいまり気分を悪くさせる。けど、笑いながら観てると、楽しい作品である。マイケルベイのくせに、マッチョイズムやキャピタリズム、そしてアメリカンドリームを揶揄するのか、となるも、ラストまで観ると寧ろそれらのこと讃辞しているんだな、と思えてくるものある。バカな男たちの実話を基にしたコメディ、でもノワールも人生の苦さもふんだんに入れ込まれている。

ドラゴン・タトゥーの女おもしろかった。これまではラスト、ミカエルとエリカの姿を見て立ち去るリスベットに、ハードボイルドな哀愁の背中を感じたのだけれど、今回はミカエルへのプレゼントを捨て去るリスベットに、おいミカエル、お前、ヴァンゲル家であった惨状よりももっと酷い制裁をうけるぞ、と警告したい気持ちとこっちが恐怖で身が縮まる思いがするのである。久しぶりに観てみると気付くのは、場所を英国とかアメリカに移すではなくオリジナルと同じくスウェーデンの設定でやってるんこと。福祉の北欧っぽいであろう、公証人システムや無神論者の多そうなところが、あそこでしか説得力をもたせられないものあるのだろう。ミカエルはふたりの少女と出会う。リスベットとハリエットだ(彼の娘も含めれば3人と言える)。彼は慈愛のココロの持ち主であるが、それをこれまであまり行動に出さなかったと思われるが、今回の事件を契機にそれをぞんぶんに表す。彼も女性たちをここまで酷い目にあわせる出来事にこれまでであったことがないのだろう。呪われたヴァンゲル一家の長を演じるのはクリストファープラマー。トラップ家の長をやった彼にふさわしい役柄である。リスベットは痛みが好きなんだろうけれど、他の女性がイタズラされるのには我慢ができない。それはミカエルに関する調査書からもうかがえる。イタズラは彼女自身がかつて父親からもされたことなのだろう、それが許せないのである。レクター博士なみの制裁をオトコにくだす。ハリエットは彼女とダブる。ハリエットの謎を探るミカエルと接しながら、リスベットは彼の慈愛のココロを知る。だからたぶん、八つ裂きにはしないかな。

二本観ただけで、ベイとフィンチャー飽きてきた。
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