決戦は日曜日おもしろかった。宮沢りえ綺麗だった。薄幸系や聡明な母性系よりもシティ系が様になる。トレーラーからはもっとスラップスティック寄りなコメディかと思っていたけれど、朝ドラ俳優と宮沢りえを迎えてるのだから、やはりそれはなく、世の中を斬るみたいなセンス。私設秘書はつらいよ、にも、政治家候補者はつらいよ、にも思えるハナシであるが、音楽は使わず、彼らを追う感じで、ここぞという時に音楽は鳴り、後も音楽はなく、彼らの動向を表していく感じ。キャプラのポピュリスト映画的な感じもあるけれど、キャプラのでも、やればやるほど思っているのとは反対方向に出来事が転がっていくのってなかったかな、むしろプレストンスタージェスな感じかな、そんな感じで進み、屋上での正論演説は三島のパロディなのかな、後半に進むとフランケンハイマーやルメット的なポリティックスのダークサイドな匂いも入りつつ、これはブラックコメディか、となるも、嫌われるよう仕掛けつつも炎上しながら人気が上がり、現在で言うポピュリストになっちゃって、という感じで進む。これから入ってゆく世界、本当に思ってることやろうという意思の表れが古参の連中の笑い声のなか表されるラストはよい。パート2、ふたりのこれからを観たくなるが、もうそうなるとコメディではなくなるだろうから。それはないだろうな。宮沢のあんな壊れ方の仕方、落ちてもこれからの人生、非人格者扱いされるのでは、と思うも、コメディだからあれでいいのだろう。
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