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2021年12月15日22:34

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サウスバウンド


サウスバウンドおもしろかった。TUTAYAで何本かお取り寄せしたけど、これも取り寄せであったけれど、レビューなんか読むと、賛否両論、ってよりマイナス論の方が多く、もういいかなと思っていたら、ゲオに行くと、オススメとばかりにパケを表にして棚にある。ゲオのその店の店主の推薦か、ゲオ自体か、運動に参加してた人がいたのかな、でもよくよく考えると、時期的に天海祐希の作品との関連かな、でも見てくれとばかりにあったのでレンタルする。全共闘世代の森田の決着のつけ方か、と想像していたけれど、んなことはなく、じっさい精神は終わったわけではなく、ご存知のように、闘ってる人は今もとてもたくさんいるわけであり、現在進行形、なるほどとなる。ラストはスキゾしちゃって、エイティーズのモリタらしく、漂流は未だ有ること告げる。ストラクチャー、というか、つくりはのようなものら初期作のように、飄々とひょうきんにとぼけていて、それは東京編で濃く表される。長男の物語だけなにか、あしたのジョーのようなややノワールな趣であるが、それも思えば、あそこまでひねくれてはいないけれど家族ゲームの宮川一朗太の物語とも通じるところもあり、通底するとこはある。生きづらい場所から移る沖縄編は、ドラマ南の国からの様相を持つけど、マツケンが出ていたからそう感じられたのかな、初期のとぼけたところは継続するけれど、ストラクチャーが僕達急行に近い感じがする。沖縄の茂った道を行くときアフリカのジャングルのように動物たちの鳴き声をインサートしたりするのは、森田芳光節である。アナーキストは戦うというより、生きる場所を求める。SFでロボットが人間から倒されるようにブルドーザーがああなるのは圧巻で痛快。表象的に表されていても、辺野古などの闘いがそこで体験していない私にも、分かりやすくダイナミックに表してくれて、共感を導かさせてくれる。ラストも見手によっての十人十色、されどファミリーで観れる運動映画、なにかヒカリがあるかのように見えた。

ps
おいお前らーと言わない最近の仲間由紀恵にも驚くが、ほとんど黙って夫を支えたまには照れる妻を演じる天海祐希にも驚いた。



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