インサイド・ルーウィン・デイヴィス 名もなき男の歌おもしろかった。コーエンズはダメおとこトリロジー、その一作である。このトリロジー、この作品とビッグ・リボウスキ、そして、、、最後の一つはだいたいコーエンズのではどの作品を選んでも成り立つ。今日ラジオ聴いてるとUSAでもやってたチアリーダーの日本人女性が出ていたが、チアリーダーってどこから生まれたのかなと調べると、やはりかの国ユーエスエーなのである。フロンティアの国、チャレンジをし続ける国、勝つことが大切な国、、、それゆえルーザーになったときの失意はズンドコであろう。アーサーミラーやテネシーウィリアムズをはじめかつてより、そうした失意もアメリカン文化には代々あらわされてきている。アメリカには、なしてもならない、とか、仏教的な慣用句はないのかな。そんな国で、コーエン兄弟はルーザーをほとんどにおいて描き続ける。心はここにあらずのような浮遊感覚で、思索的なジャーニーが意識的な流れとして、しかしプラグマティズム的な経験のものとして常に表される。この作品のルーザーも最悪な日常で、不思議なものと出会っていく。とてもユリシーズに。悪いことばかりと出会うと言えば、前述した2作品と、そしてそれらに加えてバーバーとでトリロジーとなるかもしれないな。しかし、そこにもまた、そこでしか生きれえないヒカリが表される。ザッツ・アメリカン・ライフ。
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