アダム・ウィンガードの『ザ・ゲスト』とナチョ・ビガロンドの『シンクロナイズドモンスター』おもしろかった。前者は黒澤の用心棒のようなものかと思ったら、家族全員が揃うとパゾリーニのテオレマのように家族構成員にインフルエンスを与えるのかと思ったが、どちらとも違い、ロジャーコーマンのドライヴインシアターに近いもの。オマージュというより、タランティーノのようにじっくりつくったようなものとは違い、ほんとに次から次と量産するゆえ設定とかあまりどうでもよく、既成のホラーやアクションあれこれを繋げて一週間で作りあげたようなセンス。雑ではなく、やはり意識的にBムーヴィー的なものを目指してるんだろうな。そうした感覚はドライヴインシアターにほんとにいるようなおもしろみ与えてくれる。後者は、やはりスペイン系のビガロンド、アルモドバルやデルトロのパンズラビリンスと同様に情念が強い。こんなタイプあまり観たことない的におもしろかった。予告編のコメディ調とは違いもっとドラマしている。ケツの穴の小さい男性たちを尻目に女性性を強く露わにするようなセンス。フレッシュだった。
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