若い人おもしろかった。裕次郎とルリ子のコンビが吉永小百合とタッグ。同じ日活でも珍しい組み合わせだな、どんな青春ものになるのか、アクションノワールのふたりと青空な小百合、と思ったら、裕次郎とルリ子のコンビが青春ものに参入したのなるほど、けっこう夜霧よ今夜もこんにちわ的な青春サイコパスだった。吉永はいつもの天真爛漫ありつつも、情緒不安定なちょっぴり不良少女、穢れをオブセッションしていて、浅丘も無表情にあの娘と結婚してくださいとホラーに言い、モンティの陽のあたる場所な音楽とジョゼフマンキーウィッツなサイコな雰囲気のなか、石原に強迫観念が襲う。白いパラソル持って笑う小百合、サユリストはみな、健気な彼女を信じて、きっとポジティヴな方向で思ったのだろうな、当時は。吉永の手紙の淀みは、コリンノエカラックスのモードである現在ゆえ、この作品に関心がいった。
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