『SUNNY 強い気持ち・強い愛』おもしろかった。オリジナルは大根仁がこれをリメイクするということで観ておこうと観たのだけれど、感涙したかどうかチョベリバ〜に覚えていないが、この作品は日本語がじかに入ってくるからかなんだか感涙した。オリジナルは激動と自由化が渾然一体となった韓国の当時であるし、平和ボケにチョベリグ〜していたニッポンと違って、時代を振り返るにあたってもっと切実な時代を当事者であるコリアンから甘酸っぱくも省みらる感覚があったように記憶するけれど、エイベックスとオザケンとふざけんなとコギャルとエヴァとオウムとアムロもまた20年前を振り返るに当事者であるジャポネーズにとっては甘酸っぱくも大事なトキであったように思える。オリジナルの大胆なストラクチャーや絵づくりに比べたら、なんだか西河克己しているかのようなちょっぴり古風な青春モノの絵づくりだったけれど、なんだか涙が出るセンスであった。ともさかりえが演じていた役のオリジナルの方が金をせびるようなところもあって、そこがこの作品にはなかったし、きれいごとの寓話なところもあったけれど、あまり汚いものは見せず、あの楽しい時代があったという感覚で広瀬すずのファンや恋愛もの句読点のファンへというよりも、アラフォーに向けたファンタジーという趣であるが、そういった戦略も含めて、なかなかどうしておもしろかった。エンドクレディットで音楽が小室と出ると、主役が篠原涼子であるということ、なんとなく合点した。
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