松坂慶子の艶姿、未だにその姿見せるとは凄いな、と思ったら、まだ46歳の頃であり、なるほど、でも吉永小百合に比すれば女優艷盛りのときにちょっと縄文になってるな、なるほど、麻生久美子のティーンエイジ特有の無表情さが素直さ表している感は豚と軍艦の吉村実子と同じようにぶっきらぼうな艶やかさを生んでいる、と、イマヘイは永遠にスケベイである。『カンゾー先生』面白かった。唐十郎と山谷初男、ワカマツだけではなくイマヘイでも大暴れ。松坂と同様に、その妖艶を放っている。伊藤歩、シンドーだけでなくイマヘイでも大暴れ。その存在光らしている。『カンゾー先生』、厭世的に坂口デカダンしているし、またユーモラス。緒形拳が頭をシタにつけカンゾー先生をやりたいと頼んだがイマヘイは首をタテには振らなかった、と聴くが、私的には緒形拳でのこの作品も観たかったけれど、なるほどイマヘイからすれば、内面的なものを表出すことよりも、キャラ的な、ある意味アニメ的な意味でのそれを欲していたのか、とこの作品観ると思えてくる。柄本明、ツイスト公則、そして唐十郎のアクトは強烈である。それと同じようにクジラとゴジラなキノコ雲にもまた、深淵にしてファンタジーなるものと怖さピカッとされてる。そうした不思議さがイマヘイなのである。クロサワの『酔いどれ天使』がイマヘイを映画へと導いたらしいけれど、柄本明が体現する医師像、オマージュでは決してない共感乃至憑依あらわしている。しかし、人の命を救うことを意思としながらも、実験的なことへの欲望、ヒュウマンらしい脆さ、エロさ、その人間を観察する審美眼の生々しさはイマヘイらしい。さすがに面白かった。
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