『マッドマックス/サンダードーム』である。 バータータウンのところはグレースジョーンズとマックスヘッドルームとフランキーゴーズトゥハリウッドなビザール感覚、その後の子供たちとの出会いからはアンブリンしているセンス。レコードが回って声を聴かせるところは、啓蒙思想な感じで、子供たちには教育が必要だ、的になる。アンブリンな感覚の後半において、ラストの定番のカーアクションはクルマはブンブン飛ばすのだけれど、ダラダラしていて、スピルバーグのストーリーテリングに比すればダルい。シリーズのなかではマッドマックスファンからはマッドマックスしていないと言われる本作であるが、子供たちが夢見る「明日の国」に灯るヒカリや知的財産を活かすも殺すも人次第なセンスは、その後のジョージミラーのテクストの展開により近いのではなかろうか。
ジョージミラーは七人の侍を好きなのは分かるが、ダイナミックプロも好きだったんじゃないのかな。
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