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2017年05月14日23:43

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その10.


オゾンのベッドタイムストーリーズとゴンドリーのニューヨークダイアリーがあったので観るが、気分がすぐれなくなる。夜に観るにはグロい。研究のためふたりの作品をちょいちょい観ていこうというときにトラウマになったらいけないので、今晩は観るのをやめておこう。ふたりが表わす人物はメランコリーである、というと、メランコリアはかなり強い言い方になってしまうだろう。ふたりのフォルムにおいても、オゾンの主人公たち- 例えば、繊細にしてメンドくさいオトコノコといたいけなイタズラっ子女子だけれど中身は自立したがっているのよ系の女子 -に対しても、ゴンドリーの主人公たち- 例えば、優しさ的イタズラが頭んなか満載な大人になれない男子系と見た目は大人だけれど中身はいつまでも夢見る少女じゃいられないことはゼッタイない系女性 -に対しても、失礼であろう。仏蘭西人は一般的にメランコリーである、などと言うと、日仏会館に出入り禁止になってしまうだろう。メランコリアではなく、なんという表現をすればいいのか。常磐貴子目当てで録画した「旅するフランス語」を観ながら、とりあえず考えてみよう。



イギリスを舞台に英語のはやったけれどオゾン、デプレシャンもそうだろうけれど、ハリウッドに招かれても、規模的にも資本的にも、そして自由の拘束的にも、映画やるとは考えられない。彼はやはりシネマにこだわるはず。伝統的に同録のアレね。けれど、オゾン的にはきっと、どうせハリウッドでやるのなら、ニコールキッドマンをキャストしてゴージャスななにかを創りたい欲望はあるのではないかな、とも思われる。
Francois Ozon (Contemporary Film Directors)
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ゴンドリーは仏蘭西では、お国柄的に、個を重んじる作品をやるが、亜米利加では、そのお国柄を(或いは、商法的規則を)重んじ、コミュニティーを描く。使い分けが、商人でんなー、エチゴヤ、お前もワルよのー。創作においては、お国柄は関係なく、、脳味噌ゴチャリンコな想像で皆でワイワイガヤガヤな想像が好きなんだろう。彼のテクストにはそのことシュアーに表わされている。
Michel Gondry: You'll Like This Film Because You're In It: The Be Kind Rewind Protocol (Picturebox Books)フォト


オゾンやマリー・ンディアイを分析考察するこの著者の視点、考え方に関心がムキムキマッチョにむきます。
François Ozon (French Film Directors MUP) by Andrew Asibong
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ゴンドリーはサイトスペシフィックにも活動しており、様々な活動しているな。Julie Doucetって知らないけれど、その筋ではかなり有名な方なのだろう。Wikiでチェックすると、役職はa Canadian underground cartoonistとあり、響きがカッコよい。

        Julie Doucet & Michel Gondry: My New New York Diary
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