インディジョーンズのクリスタルスカルの王国とイーストウッドのスペースカウボーイの冒頭に表わされる超高速戦闘機のころが、1957年や58年。日本では村田秀雄の無法松の一生が流行り、岸とアイクが新安保条約の調印に向かうころ。まさにアメリカはウハウハの状態ではないか。クリスタルスカルに表わされるように、核実験に赤狩り(いわば、アメリカからの閉め出し)に、スペースカウボーイに表わされるように、チンパンジーのパンくんが月にロケットで向かうころ(本当にアメリカンはアポロ計画で月に着陸したのであろうか?)。そして、シナトラのフライミートゥーザムーンが大流行したころ。アメリカニゼーションがブロロンブロロンと本格的にエンジンをかけはじめたころ。
南北戦争が1861〜65でしょ。フロンティアの時代が1860〜1890らしく、1890年はフロンティアの終結宣言があったわけである。エディソンやリュミエールのシネマはその10年後。西部劇に表わされている時代は、南北戦争の後なんだな。荒野に向かいながらも、サイエンスはメキメキとその魅力をヒューマンから信奉される。科学主義と自然主義、それに対するロマン主義が真っ向から対立するとは思えないが、啓蒙思想とは関係なくサイエンスの時代はあるわけであり、ジュールヴェルヌやHGウェルズが願うような国を超えた世界民構想は、彼らのイマジネーションが現代にけっこうけだらけ実現しているように、成ればいいのだが、なかなか成らぬはいかがなものぞ。
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