福岡は大雨、クルマのワイパーをマックスのスピードにあげる。欽ちゃんの横歩きのように動くワイパーと、人を襲ってくるようなパニック映画のような雨をみながら、ディザスター映画『雨』の構想が生まれる。
ディザスター映画『雨』、黒い雲が動き、その雲が止まったその下に、人間を溶かす雨が降る。予算がないので、空の写真の上に、綿でつくった黒い雲一個をのっけて、ピアノ線をそれに付けて、線をゆらゆらと揺らしながら引く。それを撮る。映像上は雨のエフェクトをかける予算ぐらいはあるだろう。とりあえず、シャワーでビショビショになってもらったアクターに「Oh! 溶ける溶ける」と叫んでもらい、全く濡れていない路上でモガいてもらう。
『アナル THEブラックホール』というSFディザスター映画の構想も思いついたが、やってくれるアクターの困難を窮すと思われる。
完
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