『ロボジー』(矢口史靖;2012)
スイングガールズとリンダ×3が好きなので、矢口と山下のレンタル。『ロボジー』、ジュラシックパークと同じように、自然をバカにするととんでもないこと起こるのだ。同じロはRoでもロボットのそれってよりも、ロックのRo、内からのバクハツだ。このシヴィリゼーション、経験と審美眼と粋なもの持つ老人力はサイエンスよりミッキーカーティスなのである。外に見えるものと内なるものはディスタンス。ロック野郎は家でムカついても老人会ではヘラヘラ、でもほんとはどこででもムカついていたり、ノラリクラリにみえてもほんとは粋なのである。終盤の暴露会見の台詞の練習、しかし人間は四角四面に生きているでなく偶然の意識に在るもの、ランニングマシーンでダッシュするどんなロボットより人間は不思議な生き物。ミッキー、いい味出している。
ロボットと人間の共存、ってよりは、ロボットオタクのパッション、内からのバクハツ。矢口はいじわるイストなのか、エスッ気なのか、あるいはポストパンクなのか、どちらにしても、苦境のなかいつもパッションあらわされる。潜在するパッションはいつもロックする。
素直だけど少々性格がねじ曲がっている、ってより、素直だけれどオフビートな、そんなロックが矢口には常に奏でられる。『スウィングガールズ』の鈴木友子、『アドレナリンドライブ』の主人公たち、『裸足のピクニック』のとても不幸な主人公、『ハッピーフライト』の綾瀬はるかに田辺誠一、そして『ロボジー』の五十嵐信次郎や吉高由里子にあの三人組、内からバクハツがドカンとなる。最終盤のどんでん返し、ミッキーカーティスに合った粋あらわされ粋である。彼のネイチャー、RocKにおもしろかった♬
ログインしてコメントを確認・投稿する