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2019年08月15日23:37

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映画日記 『トイ・ストーリー4』 『ワイルド・スピード/スーパーコンボ』

昨日、7月20日に名古屋を出発してから、青春18きっぷを使っての26日間に亘る北海道旅行を終えて帰ってきた。
私にとっては、最初で最後の大旅行だ。
旅行中の一日一日が記憶に残る、充実した日々だった。
その中で旅行の計画段階から、ぜひとも訪れたい北海道の映画館が三つあった。


2019年7月23日(火)

『幸せなラザロ』(2019年)
監督:アリーチェ・ロルバケル
北海道函館五稜郭公園・シネマアイリス

シネマアイリスは、『海炭市叙景』、『そこのみにて光輝く』、『オーバー・フェンス』、『きみの鳥はうたえる』と函館を舞台にした映画の製作にかかわってきた映画館。
どんな映画館なのか、まったく想像できなかった。
少し迷ったすえにたどり着いたのは、飲食店街と住宅街のあいだにあるマンションの一角だった。

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ロビーに熱心な常連さんと思われる奥様方が集まっている。
座席数は少ないながらも、居心地のいい映画館だった。

『幸せなラザロ』は不思議な映画だった。
主人公を演じたアドリアーノ・タルディオーロのイノセントな魅力が見どころ。
聖者のようなラザロと、時間が経ってからの村人たちの関係に、フェリーニの『道』を思いだした。


2019年7月26日(金)

『ドント・ウォーリー』(2019年)
監督:ガス・ヴァン・サント
北海道浦河町・大黒座

7年前に『小さな町の小さな映画館』というドキュメンタリー映画で、大黒座の存在を知った。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1869740980&owner_id=6810959
以来、いちどは訪れたいとおもっていたが、なにしろ名古屋からは遠すぎる。
7年目にしてようやく願いが叶った。
小さな町は港町だった。
大黒座のすぐそばに海があり、さかんにカモメが飛び回っていた。

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たしかに小さい映画館だったが、座席はもとより、音響や上映設備は立派なものだ。
ただし、なかば想定していたとおり、観客は私ひとりだった。

『ドント・ウォーリー』は、難病ものだろうとおもっていた。
ところが、他人を、そして自分をも赦す話だった。
自分とは無縁な、まったく知らない人生を映画は教えてくれる。
共演のジャック・ブラックやジョナ・ヒルが、これまでとは違う一面を見せてくれた。

『小さな町の小さな映画館』にも出てきた気立てのいい奥さんがモギリをしてくれた。
帰りはお婆ちゃんが見送ってくれた。


2019年8月5日(月)

『トイ・ストーリー4 吹替版』(2019年)
監督:ジョシュ・クーリー
北海道稚内・T・ジョイ稚内

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北海道というか、日本最北端にある映画館で、ぜひとも1本見たかった。
いちおうシネコンだが、3スクリーンしかない。
選択肢がほとんどない中で、ふだんなら見ることのないアニメ映画を見たのだが・・・・

まずは、昔見た3Dアニメにくらべ、表現力が格段に進歩してたのにビックリ。
作品自体も、笑いあり涙ありで、最後まで飽きない。
ボンクラな私は、フォーキー君の意味をラストになってようやく理解できた。
たまにはアニメ映画も見なければと、素直におもった。

以上、念願だった3館を訪れることができた。
その他に、北海道でもう1本見てきた。


2019年8月9日(金)

『ワイルド・スピード/スーパーコンボ 吹替版』(2019年)
監督:デヴィッド・リーチ
北海道小樽・イオンシネマ小樽

前日が誕生日だったので、一日遅れのバースディ・ムービー。
ロック様とジェイソン・ステイサムの2大アニキが大暴れする。
誕生日なのだから、ごちゃごちゃ言わずに、アニキふたりの豪快アクションを楽しんだ。
実は『ワイルド・スピード』シリーズを見るのは初めてだった。
何となく、エグザイルの映画みたいだったが・・・・まあ、いいか。


ところで、T・ジョイ稚内で上映前に♪北の映画館がどうしたこうした〜、という哀愁を帯びた歌謡曲が流れていた。
テーマ曲のある映画館というのは初めてだ。
帰宅してからYouTubeで検索したら、T・ジョイ稚内のテーマ曲というわけでなさそうだが、映画好きには少しばかり胸が疼く歌だった。

https://www.youtube.com/watch?v=1QNMvZkLtgA

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