mixiユーザー(id:863779)

2024年04月10日06:06

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嗚呼、アシモフ先生

回りくどい話です。

先日、日本人の女子高生レーサーを、テレビで特集していました。
ヨーロッパを中心に活動し、「男性顔負け」でなく、男子(成人)の中で優勝もし、男性の中で互角以上の戦績を残しています。
話の中で、
父親は「娘が妻のお腹の中にいるときから、横に乗せてサーキットを走ったこともある」と話し、
娘は「物心ついたときからカートに乗って、常にGを感じる環境にいた」と話す。
続けて、
「ですから、常に軽いGを感じている状態が自然だし、心地良い(大意)」
ここで、すぐに思い出したのが、アイザック・アシモフ先生の小説。
策略で宇宙空間に取り残された主人公が、危機に対応するのですが、少しも慌てず、むしろ心地良く感じていると、書いてあります。
その感情の描写は、
・主人公が、以前見て、どんな気持ちだろうと想像した
「心地良い風が吹く天気の良い日に、草原に寝転んでリラックスしている」
と、同じではないか。
主人公は、低重力の小惑星で生まれて育ち、地球の環境を知りません。
草原も高原もない。
その経験から、重力から逃れて漂っている状態が、地球育ちには恐怖を感じるかもしれないけれど、私には開放感として感じる。
のではないかと、推察していました(小説の中で)。

彼女の発現から連想した、“古典SF脳”な私です。

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