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2022年02月23日06:06

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にわかは語る

友人から、『圓生百席』を借りました。

落語には、超うといので、ご勘弁を。
私の落語歴は、子どもの頃は日曜夕方の笑点を見て、中学時代に講談社文庫の『古典落語』を読んで、二十歳過ぎてから古屋三敏『寄席芸人伝(全巻)』を読んだぐらい。
遙か昔の花王名人劇場で放送された、米朝師匠の『地獄巡り』は、印象に残っています。
その程度です。
m(_ _)m

落語は、笑わせてくれるものと思っていましたが、そうではない話も沢山あった。
昔から、人情話などがあるのは知っていましたが、聞いたことはなかった。
今回、少しだけ聞いてみましたが、私にはしっくりこなかった。
もともと、ヒューマンなドラマなどは見ないので、それも仕方ないかと。
分かったことは、
・滑稽話は好き
・昔の子どもは、落語で、「世間の一般常識を知る」と言われることが、よく分かった
・江戸弁でまくし立てたり、怒気がはっきり伝わってくる、短気を起こす場面は苦手
・昔風の言葉遣いが苦手
・最近の噺は、テンポが速く苦手
・スタジオ録音よりも、高座のライブ感が好き
でした。
ただ、聞かせてもらった百席の圓生師匠は、声質、スピード、語り口など、もの凄く引き込まれていきます。
朗読でもない、一人芝居でもない、聞いているだけですが、ありありと情景が浮かびます。
驚きました。
名人に対して、今更ですが。

百席にある『真景累ヶ淵』は、聞いていると怖くなって、最初の“宗悦殺し”しか、聞けませんでした。
体調の良い昼間に、ゆっくり聞いてみたい。
『牡丹灯籠』も。

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