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日記一覧

(続き)11/18(水)、Bunkamuraザ・ミュージアムを出ると、空は雲が厚くどんよりとして、雨滴こそまだ落ちてこないが、身体が冷える。内側から温めたいと、近くの春木屋蕎麦店でけんちん蕎麦をすする。地下鉄を乗り継いで、次の目的地、乃木坂へ。国立新美術館で

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(続き)11/18(水)、ホテルをチェックアウトし、荷物を品川駅のロッカーに入れて渋谷に出る。予報は雨だったが、朝の内は陽も射した。Bunkamuraザ・ミュージアムでやっているのは「風景画の誕生」展、ウィーン美術史美術館所蔵品による企画である。 ・会期 9/9

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(続き)11/17(火)、三菱一号館美術館のプラド美術館展の後、永青文庫で開催中の「春画展」を観る。地下鉄有楽町線の江戸川橋駅から神田川沿いに約20分歩いた後の「胸突坂」はちょっときつい。JR山手線 目白駅からバスを使った方が楽だったかもしれない。永青文

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11/17(火)、最初に訪れたのは、三菱一号館美術館で開催中のプラド美術館展だ。副題には「スペイン宮廷 美への情熱」とある。また、「三菱一号館美術館開館5周年記念」の位置付けともなっている。 ・会期 2015.10.10〜2016.1.31この展覧会の最大の特徴は、小

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東京、美術館を巡る
2015年11月19日21:07

11/17(火)〜18(水)と1泊で東京に行ってきた。先週11/13(金)〜14(土)は川越だった。浜松に帰らずに東京にいたら良かったのに、と仰る方もいるが、そういう訳にもいかない。今回は美術館をいくつか回った。行程は以下の通り。11/17(火)・三菱一号館美術館 プラ

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(続き)11/14(土)、2日目である。朝、ホテルの8階の部屋の窓から眺めると、人家の屋根や道はうっすらと湿っている程度で、歩く人の中にも傘を持たない人がいる。ホテルのレストランでバイキング方式による朝食を食べつつ、当日の予定を話す。行程は凡そ以下の

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11/13(金)〜14(土)、大学時代の文学仲間と埼玉県の「小江戸」と言われる川越に行ってきた。この仲間とは毎年1回、秋から冬にかけて1泊の旅行をしてきた。もう10年くらいになるだろうか。その間で、1人メンバーが減った。今年は私が幹事の番なので、川越を提案

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11/12(木)、静岡文化芸術大学の授業〈文化と芸術C〉の聴講第6回。テーマ;未来派、または騒音芸術講師;上山典子未来派は、20世紀初頭、モダンを突き抜けて、最も過激な芸術集団だったと言える。◆未来派とは何か?フィリッポ=トンマーゾ・マリネっティ(1876-1

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10/16(金)、NHK-Eテレの〈クラシック倶楽部〉で、バッハ・コレギウム・ジャパン第100回定期演奏会公演が放送された。データをまず列記しておく。指揮 鈴木雅明演奏 バッハ・コレギウム・ジャパン(管弦楽&合唱)収録 2013年2/24、東京オペラシティ・コンサートホ

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香嵐渓へ
2015年11月08日21:19

先週11/6(金)、愛知県足助市の「香嵐渓」に行ってきた。JR在来線の豊橋で名鉄名古屋本線に乗り換え東岡崎からはバス。浜松を08:32発の各駅停車で出発、香嵐渓のバス停に到着したのは11:16、2時間40分強の行程だが、そのうち1時間6分が東岡崎からの名鉄バスで

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(続き)さて、図録から新たに知り得たいくつかの興味深い点について、書き添えておきたい。1つは義松の両親にまつわる事柄。父 五姓田芳柳が工房を抱えた町絵師だった事は、先の日記に書いた。紀州藩士 浅田氏の子 弥平治として生まれたが、両親が亡くなり、養

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五姓田義松展を10/20(水)に神奈川県立歴史博物館で観た事は、先月24日に、連続する2つの日記で書いた。そこでも記したように、同展図録は売り切れていて持ち帰る事ができず、注文して家に送ってもらう手続きを取った。月末予定と言っていたが、それは10/29(木

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■■10月の“観た”から ◆【映画】(含むTV放送,DVD) 44『湖上にアリア響くとき〜オーストリア・ブレゲンツ』/成瀬貴紀45-26『ルック・オブ・サイレンス』/ジョシュア・オッペンハイマー46『ディヴィッド・マクヴィカー 舞台制作中』/ジョナサン・ハスウェル(*)タイ

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ここでは前月ひと月の歳時記に類する事柄を中心にまとめています。 芸術鑑賞に関する事項については、別途、日記「見た聴いた読んだ」で月次の棚卸しを致します。 興味がおありの方は、そちらもご覧下さい。◇10/3(土)好天。次女の嫁ぎ先の皆さんと、蒼&杏の

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10/29(木)、静岡文化芸術大学の授業〈文化と芸術C〉の聴講第5回。テーマ;リズムの解放、または打楽器の解放講師;上山典子1908年、シェーンベルクによって無調音楽作品が発表され、これを「不協和音の解放」と呼んだ。それに対し、数年の後、「リズムの解放

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「9月の観た聴いた読んだ & その他」で、8/30にNHK-Eテレで放送された〈こころの時代〉シリーズの1本について、ほんの少しばかり書いた。参)http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1946637445&owner_id=3341406その番組で、沖縄に佐喜眞(さきま)という美術館があり

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10/23(金)、静岡文化芸術大学講堂で行われたフラテルナル劇団による「コンメディア・デッラルテ」公演を観てきた。入場無料。浜松市はユネスコ創造都市ネットワークの音楽分野で加盟を申請していたが、昨年2014年2月にそれが認定された。イタリアのボローニャ

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10/22(木)、静岡文化芸術大学の授業〈文化と芸術C〉の聴講第4回。テーマ;不協和音の解放講師;上山典子「シェーンベルクという事件」と言われた事もある、アルノルト・シェーンベルク(1874-1951)。しかし、時代は進んだ。当時「事件」と言われた音楽も、現代

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五姓田義松展〜その2
2015年10月24日12:47

(続き)黒田清輝の生没年は1866(慶応2)年、1924(大正13)年である。義松より11年後に生まれた。フランスに留学し、帰国後、印象派の影響を受けた外光派を確立、日本の洋画の本流に躍り出る。1896(明治29)年には東京美術学校の西洋画科の発足と伴に教員となり、9

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10/20(水)、神奈川県立歴史博物館で開催中の「没後100年 五姓田義松展」を観に行ってきた。副題に「最後の天才」とある。・会期 9/19〜11/8五姓田義松の作品は、これ迄、たとえば明治期の総合的な展覧会その他で各1点ないし数点、散発的に観た事がある程度だ

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10/16(金)、標題講座の第3回、今年のラストである。テーマ;エチュードの様式変遷(第1回/ソナタ,第2回/プレリュード)講師;平野昭〈ミニコンサート〉ピアノ;矢島愛子1)エチュード etude(仏語本来の表記étude)演奏技巧の習得と上達,熟練を目的として作曲

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10/16(金)、シネマe-ra浜松で『ルック・オブ・サイレンス』を観る。怖ろしい映画だ。この映画は『アクト・オブ・キリング』(1912)の続編、というより姉妹映画である。本来それとの違いからレポートすれば要領がいいのだろうが、私は観ていない。したがって、

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10/15(木)、静岡文化芸術大学の授業〈文化と芸術C〉の聴講第3回テーマ;モダニズムとアヴァンギャルド講師;上山典子◆19世紀の芸術における「改革」の整理〜個人,個別作品から見て・V・ユゴー戯曲『クロムウェル』の序文(1827)伝統的アカデミズムの創作法「三

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友人がこの夏、メルビッシュ音楽祭に行った。オーストリアの東端に近いノイジドラー(ノイジードル)湖の湖上に設けられたステージで行われる湖上音楽祭として大変有名である。ノイジドラー湖の南はハンガリーに接している。湖の西側はアイゼンシュタットの街、

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9/18(金)に標題講座の第1回が行われた。総合テーマや全3回の個別テーマは、以下でご確認頂きたい。http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1946310780&owner_id=3341406講師;平野昭今回10/9(金)は第2回目、プレリュードの変遷について学ぶ。ミニコンサートは、ピア

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薪能『頼政』〜その2
2015年10月11日22:45

(続き)10/7(水)第一夜については昨晩書いた。今日は翌10/8(木)第二夜である。概要は既に記した。17:00開場〜18:00開演との事で、私は16:15には列に並んだ。先頭から10番目程。チケットは前売りを買ってあるが、全て自由席なので、いい場所で観たいと思えば、

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薪能『頼政』〜その1
2015年10月11日00:20

10/7(水)〜8(木)、静岡文化芸術大学において毎年恒例の薪能公演があった。第15回目である。派手さのない古典芸能を、15年間続けているという事は全くもって素晴らしい。今回の企画は以下の通り。10/7(水)第一夜 能講座・第一部「頼政あらすじ」 薪能プロジ

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10/8(木)、静岡文化芸術大学の授業〈文化と芸術C〉の聴講第2回。テーマ;世紀末芸術講師;上山典子20世紀の音楽について考えるのが、この授業の目的だが、20世紀に入るにつけて、その前に世紀末芸術を押さえておく必要がある。世紀末は何世紀にもあるのが理屈

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6/19,7/17,9/18に続き、10/2(金)、標題講座の第4回が行われた。講師 杉本完治全5回の内、第4と5回は『舞姫』(1890)を連続してテーマとする。『舞姫』は、ヨーロッパ留学から戻った鷗外の実質的に最初の小説。「ドイツ3部作」のうち。冒頭の部分を引用

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10/1(木)、文芸大の後期第1回聴講の後、しばしお茶、夕刻に到り、浜松フィルハーモニー管弦楽団の「秋の音楽会」を聴きにいく。今回は、アクトシティ浜松中ホールにて、プッチーニの歌劇『ジャンニ・スキッキ』をホール・オペラ形式で行うとの事。冒頭、指揮

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