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日記一覧

カウリスマキの『希望のかなた』と同じく、この映画もヨーロッパでの難民問題をを題材にした映画。と、思いきや、実はコメディだった。だけどこれが予想以上の快作!はるばるドイツまで、ナイジェリアの「ボコハラム」による迫害を逃れてきた青年ディアロ。彼

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あれから1週間・・・信じ難い思いで知らされた「草津白根山」の噴火。現地に行ったことのある身にとっては本当に他人事ではなかったのです。あれは3年前のGW。群馬県の榛名山/伊香保温泉から渋温泉、そして北アルプスの麓の七倉山荘温泉まで3泊4日の自転車旅

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米国の町、デトロイトとくれば皆さんはどんなイメージを持たれるでしょう?まずはやはり「自動車の街」。そして大リーグ「タイガース」のフランチャイズ。そしてなんと言ってもR&B音楽の名門「モータウン」。キッスの歌。似たようなタイトルのようなバンド漫

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生まれて初めてのプロレス「爆破マッチ」体験。会場は、なんばの「エディオンアリーナ」第2競技場。かつてここが「大阪府立体育会館」だった頃。自分が高校生時分の頃は新日本プロレスの興行にしょっちゅう足を運んだ思い出深き場所です。プロレス観戦はそれ

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ここに入るのはいったい何年ぶりになるのだろう。もうだいぶ長いこと来ていない。この近辺は、買い物だ映画だ外飲みだと、しょっちゅうほっつき歩いているのに。目的は偶然にも前回と同じく、SDカードを買うため。「あの当時」は、正面入り口から直ぐ右手くら

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今や「NHKの音楽家」となった大友良英と、「渋さ知らズ」のリーダー(ダンドリスト)/ベーシストである不破大輔との共演が実現するとは。しかもその間を取り持つ(?)のは、ふたりとの共演歴も長い、大阪出身の敏腕ドラマー芳垣安洋!名付けて「ショーロー(初老)

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仕事帰り、自転車で難波まで行く「野暮用」があったので、そのついでにどこかのカフェに入ってみようと考えて目に付いたのが、千日前にある「星乃珈琲店」だった。その向かいが昔から頻繁に足を運ぶ「TOHOシネマズなんば別館」というのに、一度もここに入った

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「最期」じゃなくて「最後」でしょう・・・!?どう見ても誤植だ。何のこと?と言うと、去年暮れからリリースされたブルーノート(以下「BN」)の再発シリーズです。帯の頭に「最期の復刻 TOP50」とある。。。こりゃ酷い。レコード会社は失態と思っていないのだ

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ブルース好きな自分がもしも、じゃあ君の好きなブルースマンを順に挙げてみよ。と、問われれば、たぶん首をひとひねりしてから「やっぱりまずは、ライトニン・ホプキンス」と言うだろう。ちなみに2番目がBBキングか。3番目がジョニー・ウインター?自分が彼

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こりゃまた、困った映画を送り出してくれたもんですねヴェンダースさんは。パリ郊外と思しき、閑静なコテージ(?)で、タイプライターを繰りながら散文っぽい小説の構想を練る作家(イェンス・ハルツ)その目の前のテラスにはふたりの男女(レダ・カデブと、ソフィ

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よく出来たノワール(犯罪)映画です。しかし、決して派手なアクションや、手の込んだ伏線や、映像やBGMのセンスがいいとか、作り手が才気を「ひけらかす」感がほとんど無い。むしろそれをあえて抑え、ストーリーだけで勝負!といった骨太さ、潔さがある。それ

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覇権主義、抑圧政策、貧富の極端な格差、PM2.5、おまけに爆買い(?)・・・なにかと眉を顰められがちな今の中国。日本とのギクシャクした関係は言うに及ばず。しかしひと昔は、両国が善き隣人として友誼を交わしていた時期があった。そして中国側からすれば、自

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もっと光を!(笑)
2018年01月18日15:13

さて、いよいよナナニッパを携えてプロレスの撮影だ。勇躍(?)会場に乗り込んで、カメラをセット。しかし・・・思うように写らないがまん顔 絞りは開放状態の2.8に固定。あとはシャッタースピードなのだけど、かなり稼げるだろうと思いきや、なかなか明るく写ら

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今まで、ぜんぜんわからなかったことがある。どうしてメーカー純正の(例えばNikonやCanon)レンズは社外品のそれと比べて高いのか。望遠タイプとなるとベラボーな値段である。どれくらいか? ・・・調べてみてください(笑) ワード検索ならNikon F2.8 200で。

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一眼カメラユーザーにとって、開放絞り値(F値)2.8の望遠レンズ、しかも200mmクラスのそれは「ナナニッパ」と呼ばれる垂涎のアイテムである。どうして「ナナニッパ」と呼ばれているか。ズームサイズが70mmから200mmであり、それにF値2.8をかけて。あるいは「大

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WRESTLE-1(レッスルワン。以下「W1」と省略)は今から5年前に、全日本プロレスを離れた武藤敬司が立ち上げた団体。自分は正直言って馴染みの薄い団体だった。テレビ中継もあまり無いし(CS GAORAでごくたまに放送されるくらい)、試合模様が観れるのはサムライTV

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まさに、ノルウェー映画界渾身の一作と言っていいでしょう。2時間越えという尺も納得だ。そもそもタイトル通り主人公が王様で、彼も国も瀬戸際に立たされる危機を正面切って描いているのだから。1940年4月9日、ナチス・ドイツ軍がノルウェーの首都オスロに侵

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一昨年の、自分が選んだジャズ年間ベストでの前口上でぶち上げたのですが、ジャズは、難しいから面白いのである。スイングするビート、甘い旋律、ソウルフルな歌心、クールなサウンド、というのはあくまでも「とっかかり」に過ぎない。その先、その奥には計り

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小正月をもうすぐ迎えようとする頃なのに、正月休みの事を振り返るのも気恥ずかしいものがありますが、今年の「初買い」は2日、グランフロント梅田での「モンベル」でした。テアトルで『わたしは、幸福(フェリシテ)』を観る前に、翌日の愛宕山行を控えていた

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【速報】第91回キネマ旬報ベスト・テンが決定!菅田将暉、蒼井優らが栄冠に輝くhttp://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=98&from=diary&id=4938709毎年同じ前口上になってしまいますが、「キネマ旬報」と「ミュージックマガジン」の年間ベストテンは、自分

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本を読むのが大好きな自分ですが、そのいちばんの妨げになるのはテレビの音。だから自宅で読書する時は、テレビを消すか、さもなくば音声だけ消してオーディオで音楽を流すか。ラジオやCDなどの音楽はぜんぜん気にならないので。以前の日記で、本がゆっくり読

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先日取り上げた映画『希望のかなた』と同じく、こちらも難民問題を扱った映画。ただしドキュメンタリー。一昨年に開催されたUNHCR(国連難民高等弁務官)主催の「難民映画祭」で大きな反響を呼んだ作品です。こんな映画ばかり観ている自分は「意識高い系」とい

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原作が夏目漱石・・・ではありません。ベルギーの女性監督が手がけた、フランスから日本へまたがる「心の再生」の旅。なんだまたその線かと言われるくらい、今じゃヒューマンストーリーの定番みたいになってしまっているけど、これがまた異色の佳作と言ってい

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そうか、前作である『ル・アーブルの靴みがき』からもう6年も経っていたのか。その前作と同じ難民問題に正面から向き合ったフィンランドの名匠アキ・カウリスマキの新作。正直言って自分は『ル・アーブル〜』をそれほどいい映画だとは思わなかった。どうして

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我が家の冬の風物詩
2018年01月06日22:11

花を部屋に飾る趣味があるわけでもないのに、年末年始の時期に必ず買い求めて、リビングテーブルを彩るのが「水仙」仕事場界隈の花屋さんで1本150円くらいで売られている。いつも3本くらい買う。水仙は冬の花。しかも、そこのお店で売られているのは野生のも

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2017年12月の1本と1冊
2018年01月05日16:53

カチンコ 『密偵』(シネマート心斎橋)http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1964084817&owner_id=26940262本 『献灯使』多和田葉子年間ベストと入れ違いになりますが、年間の方は12月15日まで観た(読了した)ものに、ということにしていますので、蛇足めいてし

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今年の「観始め映画」は、ひとりの女性の姿を通して見る、今のアフリカのリアル。彼女の名はフェリシテ。フランス語の「幸福」。しかし、映画での彼女はちっとも幸せには見えない。以前に離婚したらしく、飲み屋の歌手の仕事をしながら、一人息子を抱えて細々

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あけましておめでとうとございます。ほんのしばらくmixiはお休みを頂いてましたが、そろそろ再始動します。タイトル通り、今日は初詣へと京都の愛宕山まで登ってきました。通算3度目。去年に続いて2年連続。これだけ経験していると、もう歩き慣れた感があるの

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