グルジア(ジョージア)の国民的な画家としてだけではなく、今や世界美術史にその名を残す天才アーティスト、ピロスマニ(正しくは、ニコ・ピロスマナシュヴィリ)。彼の半生を描いた映画です。自分が彼の名を知ったのはいつ頃の何のきっかけだったのか、今や全く
今から14年前、「9・11」以前の、国際社会に見捨てられ荒廃したアフガニスタンを舞台にした映画『カンダハール』を観た時の静かな衝撃は忘れられない。その監督モフセン・マフマルバフ。イラン出身で数々の秀作を手がけた名監督(自分が観たのは98年公開の『サ
今年一年、音楽を題材にした映画を色々と観てきました。アーティストの伝記、ドキュメンタリー、音楽をネタに絡めたフィクション。この映画はその掉尾を飾るにふさわしい快作です。おそらく自分にとっての今年のMUSIC MOVIEベストワンだと思う。90年代のパリ
昨夜のイブは天満の行きつけの店を軽くハシゴ酒。もう外飲みは今回で締めくくりなので、暮れの挨拶まわりみたいなもの。JRの駅からしばらく飲み屋街を歩くが、宵の口の6時台とはいえ、どこを覗いても閑古鳥。まあ考えてみれば、どこも焼き肉屋か居酒屋系の店
《ROCK/POPS》◎ 1位 ヴァン・モリソン『Duets』(日記)http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1941476595&owner_id=26940262ボビー・ウーマックと「Some Peace of Mind」http://youtu.be/8t1x6bpHOYU◎ 2位 アラバマ・シェイクス『Sound & Color』http://youtu.be/
《小説》◎ 1位『HHhH (プラハ、1942年)』ローラン・ビネ(レビュー)http://mixi.jp/view_item.pl?id=2541762◎ 2位『プロット・アゲンスト・アメリカ もしもアメリカが・・・』フィリップ・ロス(レビュー)http://mixi.jp/view_item.pl?reviewer_id=2694026
《洋画》◎ 1位 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』◎ 2位 『セッション』◎ 3位 『はじまりのうた』〈次点〉『アメリカン・スナイパー』『白い沈黙』《邦画》◎ 1位 『百円の恋』◎ 2位 『恋人たち』◎ 3位 『くちびるに歌を』 〈次点〉
公開日の午後6時半に全国一斉公開って・・・、時間までツライチにして盛り上げるか と、知った時には苦笑いするばかりでしたが、いつの間にか自分もそれに乗せられているのだから余計に苦笑い。もちろんそれは相乗作用というやつで、もとはといえばマ
ふるさと。それは人によってはなんとも厄介な存在。飛び出した者の心には何かしら屈託が残り、残った者にとっては、しがらみという底なし沼に絡みとられたように窮屈な場所。群馬県と思しき地方の小さな町。そこで町工場を営む長男。工場は父親の代からの家業
自分が中学生時分に新聞やニュースで知って衝撃を受けた、いや世界中が震撼した、ガイアナで起こった人民寺院の集団自決事件。〈詳細〉http://tvmatome.net/archives/706この映画はそれをモチーフにしたもの。CSテレビのニュースドキュメンタリー番組にある申
犬と人との触れ合いを描いた映画は昔から数え切れないくらいたくさんあります。名作も多い。自分は愛犬家ではないので、格別の興味があるわけではないのですが、トルコの若い新人監督が手がけた、というのに食いついて観に行ってみれば、これが目を見張る好作
会場を見回せば、椅子席の八割がたは埋まっている感じ。自分が席に着いた時は既に試合開始のセレモニー中。と言ってもそんなにたいそうなものでは無く、仙女の所属選手がひとりひとり紹介されてリングインするだけ。ただ意外なのは、代表して挨拶するのが新人
20数年ぶりのプロレス観戦なのです。「前回」は大阪府立体育館で催された全日本女子プロレス。何度も述べたと思いますが、プロレス好きの年上の友人と連れ立って行ったものの、誰がどんな試合をしたのか全く覚えていない。覚えているのは、当時付き合っていた