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日記一覧
- 「語り」と「人」の素晴らしさ ( フランク・マコート『アンジェラの祈り』を読む )
- 2018年05月31日19:01
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長いブランクでした。前作『アンジェラの灰』読了後、すぐさま図書館で借りて読みはじめたものの、途中で中断したまんま7年弱が経ち、最近再び貸し出して、このほどようやく読了。これも「積ん読」みたいなもの？(笑)主人公は、前作と同じくアイルランドのス
- ヒュー・マセケラの足跡を辿って
- 2018年05月30日23:48
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突然の訃報から4ヶ月あまりが経ち、きしくもこれが追悼盤のようになってしまった、南アフリカ出身の偉大なトランペッターの3枚組アンソロジーです。タイトル通り、デビューから10年目までの11枚のアルバムからセレクトされた47曲。1939年、「タウンシップ」と
- 壁を越える歌声 ( バーバラ・デインを聴く )
- 2018年05月29日21:10
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こんな女性シンガーが居たんだなあ。タワレコの広告か何かで目にした『Hot Jazz, Cool Blues & Hard』というタイトル。「ステレオ時代のベッシー・スミス」という異名(?)。ルイ・アームストロングやボブ・ディランも絶賛という触れ込み。こりゃあ買わずにはい
- 宇宙からの旋律 ( サン・ラー、2冊の伝記 )
- 2018年05月28日19:44
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今もってジャズ界最大のカルトアーティストである「サン・ラー」「フイになった」大型連休を利用して、彼の本を2冊読んだ。1冊は、米国の批評家が書いた評伝。もう一冊はNHK FM「世界の快適音楽セレクション」でお馴染みの音楽評論家、湯浅学さんによるディス
- 「幻の鉄道」を訪ねて
- 2018年05月27日20:45
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「大仏鉄道」。それは1897年(明治30年)から9年だけ営業されていた幻の鉄道。その区間も奈良市から加茂までのわずか9.9km。〈 以下 木津川市HPより抜粋 〉名古屋〜加茂間を開通させた関西(かんせい。かんさいではないｗ)鉄道株式会社は、名古屋 方面から奈良
- 鍵盤達のさざなみにたゆたう (ニルス・フラーム 大阪公演 )
- 2018年05月26日15:37
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「クラシカルと電子音楽の狭間を旅するピアニスト。今最も注目を浴びるポスト・クラシカル界の異才。」なんばタワレコで、たまたま見かけて手に取ったチラシの文言だった。もちろん今まで聞いたことのない名前。しかも「ポスト・クラシカル」とはなんぞや？し
- より良き世を求めて ( 映画『マルクス・エンゲルス』)
- 2018年05月25日19:05
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とても骨太で、歴史ドラマとしての質感がいい。なによりも、ふたりが抱き追求しようとした理想。その情熱が高揚感となってひしひしと伝わってくる。観ていて『ローザ・ルクセンブルグ』(87年)を思い出さずにはいられなかった。第一次大戦後に非業の死を遂げた
- 大阪駅ナカ唯一(?)の酒場に行ってみた
- 2018年05月24日23:00
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ようやく立ち寄ることができました。大阪駅ナカで唯一の飲食店。・・・と、その場に来てみれば、隣にカフェ&バール風の店がもう一軒あるではないか。なーんだ(笑)桜橋口の改札から環状線ホームへ上がる通路にその店はあった。この通路、実は昔から駅ナカコン
- いい女になったなぁ〜 ( スー・フォーリー『Ice Queen』を聴く )
- 2018年05月23日23:19
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と、8年ぶりに買った彼女のアルバム『The Ice Queen』を聴いて嬉しい溜息をついたのでした。忘れもしない26年前。大阪ミナミの今は無きライブハウス「W‘OHALL」での初来日公演。カナダ出身で、当時はテキサス州オースティンで活動中だった彼女。若干23歳での
- キュートな微睡み ( 映画『四月の永い夢』)
- 2018年05月22日14:40
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迷ったんだよなぁ〜。先週の土曜日にどっちを観ようかと。片方は『モリのいる場所』こっちは評判もいいし(既に日記で紹介されてるマイミクさんが4人！)だけどやっぱり、山崎努(と樹木希林)よりも朝倉あきちゃん、なんよなぁ(笑)昔から好きでした。最初はNHKド
- 嗚呼、「ドーナッツ」ブルース ( 『Do The Blues 45s！』を聴く)
- 2018年05月21日21:01
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これは好企画だ！ブルース好きにとっては堪えられない。しかしその後に(苦笑)が付くのだけど。タイトルの通りブルースの45回転シングル。いわゆる「ドーナッツ盤」のみでしか聴けない、なんともマニアック極まりないコンピレーションである。編者はディスクユ
- とにかくも再開
- 2018年05月20日22:34
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「局部」の復調成ったとはいえ、気がつけば3週間近くロードバイクに乗っていなかった。もういい頃合いだと、久しぶりに向かった先が六甲山。はっきり言って無茶である。もうちょっと手近で、適当に走れる所を選んだらいいのに
逆瀬川駅まで行く武庫川サ
- 僭越ですが経験者の意見(提言？)
- 2018年05月19日22:32
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手作り弁当生活が続かない理由。初日から気合を入れ過ぎた、早起きがツラい……http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=134&from=diary&id=5117407これは、「自分が食べるための弁当」を足かけ10年作り続けた者の経験に基づく独断的な提言(?)ではあるので
- 楽神の宴 ( エルメート・パスコアール 大阪公演 )
- 2018年05月18日21:07
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あれから1週間・・・いまだに信じ難い気憶となって定着している、エルメート・パスコアールの大阪公演。ブラジル音楽の異才、あるいは鬼才？ ある人は「楽聖」と言う。今年で81歳。自分にとっては確か13年ぶりくらいだろうか？あの時は京都で、同じブラジル人
- 名優、時に迷監督？( 映画『サバービコン 仮面を被った街』)
- 2018年05月17日15:45
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ジョージ・クルーニーにとって何作目の監督作になるんだろう？自分は9年前に公開された『グッドナイト&グッドラック』しか観ていないが。今作の共同脚本は、彼とは親交の深いコーエン兄弟！ これだけで何かしらの期待を抱かされたのですが(・・・。)←正直な
- 女子プロ野球中継を観る ( 追加画像あり )
- 2018年05月16日23:05
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実質的に、はじめての中継観戦だったのです。それまではTwitterでのダイジェスト動画ばかりだったので。つぶやきにもある通り、タイガースの試合があまりにつまらないので(笑)それじゃ観てみるか、とWJBLの配信サイトにアクセスしてみると、まずその画質の良
- アートと現実は別物 ( 映画『ザ・スクエア、思いやりの聖域』)
- 2018年05月15日18:34
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あの、あまりに大きな波紋を心に残した『フレンチアルプスで起きたこと』から3年を経て、監督リューベン・オストルンドが放つこの新作もまた、ただならない映画です。〈 あらすじ 〉現代アート美術館のキュレーターとして周囲から尊敬を集めるクリスティアン
- 雨の下のBread & Coffee
- 2018年05月14日15:36
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先日の日曜日は午前中から本降りの雨。自宅でのんびり過ごすのも悪くはないのだけど、時間があればどうしても観ておきたい映画があるので午後からなんばへ。行き先は「なんばパークス」。上映は5時半なので、なんばCITYの地下街をゆっくり歩いて、ひとまず立
- 感謝よりも、申し訳ない気持ち
- 2018年05月13日17:06
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「母の日」であるこの日は、「グランフォンド東濃」の開催日でもあったのです。今回で5度目の参加となる・・・はず、だったのが、大事をとってDNS(不出走)ということに
エントリー費を事前に払ったので勿体ないけどしょうがない。パチンコか競馬でスった
- 映画は真実を越える ( 映画『アイ・トーニャ、史上最大のスキャンダル』)
- 2018年05月12日15:13
こんなにも嘆かわしい事件を基にしたストーリーなのに、笑うしかない。面白い。なんなのこの映画
と、ちょっと呆気に取られた後に、こんな脚色も許されるんだなあ、と。『タクシー運転手〜』のクライマックスが反則に近い力技なのと同じく、あまりに大胆
- ひとまず完結 ( 映画『機動戦士ガンダム THE ORIGIN �� 誕生、赤い彗星』)
- 2018年05月11日18:30
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「オリジン」シリーズもこの6作目をもっていよいよ完結し、この終幕からいよいよ「ファーストガンダム」の幕開けへと繋がるわけだ。「エピソード１」から観はじめたが最後、もう最後まで付き合わざるを得なかったなあ〜、というのが正直なところ。だけどそれ
- 昨日に続いて、食卓のお茶の話
- 2018年05月10日13:14
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昨日の日記で引き合いに出した超ベテラン料理家、「ばあば」先生こと鈴木登紀子さん。ペットボトルを食卓に置くのはマナー違反だと昔言われていたのを述べましたが、もうひとつ、これはちょっと自分にとってトラウマ(?)なことも仰られていた。それは、「お茶
- ペットボトルの始末
- 2018年05月09日12:32
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ペットボトルの使い回しはなぜNG？ 水筒代わりにすると細菌が繁殖http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=5101529「NHK 今日の料理」の講師のひとりである鈴木登紀子さん。「ばあば」の愛称を持つ彼女、なんと今年で94歳！ その高齢で
- がんばれ女子プロ野球
- 2018年05月08日21:00
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はい。実は密かにチェックしております(笑)もちろんTwitterでです。それを経由してストリーミング中継をたまに見たりします。さすがに時間が無いのでゲームセットまで見れないけど。そもそものきっかけは、ヤクルトの川端慎吾選手の妹である友紀さんが活躍し
- 古都の夕べに響くアンサンブル( 渋谷毅オーケストラ@ブルーノートならまち)
- 2018年05月07日21:37
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昔から大好きなジャズピアニストにしてコンポーザー(編曲家)の渋谷毅さんが、自身のオーケストラを率いて関西に来てくれるなんて！まさに欣喜雀躍。十何年待ったかいがありました。しかも会場が奈良市内とはいえ、休日の夕方に開演というタイミングの良さ。会
- またも湯治で締めくくり
- 2018年05月06日17:57
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ぜんぜん「ゴールデン」な心境じゃないので、NHKに倣って(笑)「大型連休」の最終日。昨日は気分がすぐれず、ずっと自宅保養。今日も同じように過ごすのも余計に気が滅入るので、年に一度は足を運ぶ神戸の「湊山温泉」に行ってきた。もちろん、例年は自転車で
- 京都の「ブルース カフェ」を探訪する
- 2018年05月05日12:51
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先日の京都の秘湯「不動温泉」行で、行く途中の京大周辺が異様なくらいの飲食激戦区なのにびっくりしたのを述べましたが、帰り道にそのひとつと言えるいいお店に出会うことができたので、ぜひとも紹介したい。京阪出町柳駅から百万遍の交差点に向かっておよそ
- 緑滴る京都の秘湯に行く
- 2018年05月04日20:48
京都市内。左京区の京阪電車出町柳駅から歩いておよそ1時間ちょっとで行ける「秘湯」がある。京都在住の方でも思い当たる方が何人おられるだろう。けっこう有名やろか？
比叡山に抜ける府道の峠道にそこはあります。「北白川ラジウム温泉」。国内でも有
- 「ならまち」をあらためて歩いてみる
- 2018年05月03日20:26
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そうなのです。全くお恥ずかしいことに、大阪の、しかも近鉄沿線の住民で奈良県へは電車でも自転車でも100回くらい足を運んだのに「ならまち」を歩いてゆっくり訪ねたことがなかったのです。せいぜい、自転車でその端っこあたりに立ち寄ったくらいか。この日
- ロマンチストは怖いもの知らず (『「宇宙戦艦ヤマト」を作った男 西崎義展の狂気』を読む)
- 2018年05月02日18:27
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いつも利用する大阪市立中央図書館に、『話題の本』という棚が設けられていて、これが各ジャンル合わせてかなりの面積を占めているのだけど、自分はこの棚を探ったことがあまりない。たまたま、その棚に置かれていた『ノーラ・ウェブスター』の翻訳者である栩
