「ここが無うなったら何処で観たらええのん?難波まで?あんな遠いところまでいちいち行けるかいなめんどくさい・・・」僕が閉館を知ったのは去年の11月。『力道山物語』を観に行った時にエントランスに置かれていたお知らせのパネルだった。悄然とした
この度の芥川賞作品です。受賞者の古川さん、プロフィールを見て「あっ」と思い出した。3年前に『縫わんばならん』という長編小説を一度読んだことがある。いい小説でした。しかも受賞作を一読して驚かされたのは、その前作を改変したかのように、話の筋が似
暗澹とさせられた『〜フリッツ・ホンカ』の次に観たのがこんな快作で良かった(笑)アニメ映画なのだけど、今時のCGや昔ながらのセル画ではない「ロトスコープ」という、大昔に用いられた特殊な技法を用いたもの。僕はそれが何か全く知らなかったのだけど、一度
1970年代の旧西ドイツ、ハンブルク。そこでおそるべき事件が発覚する。フリッツ・ホンカなる男が数年間にわたって、関係を結んだ女性を次々に殺害し、その遺体をバラバラにし、自宅である屋根裏部屋の壁の奥にしまい込んでいた。どうして彼はそのような悪逆無
今年はじめに観た『ヘヴィ・トリップ/俺たちゃ崖っぷち北欧メタル!』といい、昔からジャンルを問わず北欧映画に外れ無し、というのを今回もつくづく思い知らされる良作です。(もちろんそれは、選りすぐりの作品が日本に配給されるからなのだろうけど)本作は
今日は、本来の予定なら9時〜10時の間ぐらいに出かけて信貴山あたりまでひとっ走りしようと思ったのが、二日酔いが酷くて起きれず・・・深夜までラグビー見ながら、久しぶりにジンのオンザロックをカッカっと飲んだ(何だそのオノマトペ?笑)のが
去年の「観そびれて悔しい映画5選」に選んだ1本なのですが、なんとこのほど「ダイナミック完全版」による再映が決定!これは観にいかねば!と時間を作って出掛けたのですが、まさに期待通りの大力作!(もこの時点で「!」マークが三つだ!笑)第二次世界大戦の
そういう「猫ジャケ」をコレクションした本が昔出ていたのです。2冊ほど。もちろん僕も今も持っている。 キャロル・キングとか遠藤賢司とか、サザンオールスターズとかスピッツとか、ジミー・スミスのように「そのまんま」のもありますが、そうした有名どころ
以前に、防寒について述べた日記でも触れたのだけど、四半世紀近くそこで仕事に就いている我が商店街、「誰それさんが、インフルエンザで寝こまはったで・・・」なんて話を昔から全く聞いた事がない。まさに「鶴橋の七不思議」(笑)僕よりも年上の方、要するに
変速機の信じられないトラブルで「入院中」だったC3がようやく還ってきた。パーツを注文するのに思わぬ時間がかかったから。問題のトラブルの原因がどうしても気になるところで、その時に頂いたマイミク氏の「見立て」を店側にそれとなしに打診したのだけど(
『パラサイト』に持っていかれたとはいえ、アカデミー賞候補作として大きな話題を呼んで上映中の『1917 命をかけた伝令』と時を同じくして公開された、第一次世界大戦のドキュメンタリー映画。僕も含めて、おそらく予告編をご覧になられた誰もが驚いたのでは
最近Twitterでフォローした、知る人ぞ知る(?)「ウエストロードブルースバンド」のボーカル、永井“ホトケ”隆さん。僕にとっては昔馴染みの方だ。ライヴにも何回行ったことか。まだご健在なのが嬉しいし、さすが筋金入りのブルース・・・というよりブラックミ
昨日初めて降り立った「信太山(しのだやま)」は陸上自衛隊の駐屯地があって、そこで基地祭が催されてるのをマイミクさんから聞き知ったし、資料館もあるらしい。その「山手」の周辺をポタリング(自転車散歩)してもなんだか面白そうだ。駅を降りて弥生文化博物
残念ながらリバイバル上映が昨日で終わってしまいましたが、「マカロニウエスタン」としての草分けとして有名な『荒野の用心棒』を上回る最高傑作と呼ばれ、タランティーノをはじめ多くの映画人、ファンを魅了した作品です。邦題のイメージとは全く違い、元祖
偉大なアメリカンロックバンド、グレイトフル・デッドの、これまたグレイトなギタリスト、ジェリー・ガルシアが亡くなられて早や25年。その後継者と言われるスティーヴ・キモックが、ニューオーリンズの練達のベーシスト、ジョージ・ポーターJr.と、デッドの
「三題噺」ではありません(笑)今日の朝刊は見どころ(読みどころ)満載でしたので、以前と同じ日記になってしまいますがご紹介。先頃アカデミー賞に輝いた『パラサイト 半地下の家族』格差社会を描いた以上にエンタメ映画として面白いのが評価の一因。というの
つぶやきでも漏らしたように、昨日は抜けるような青空にも関わらず、次々にオンエアされるアレサ・・・じゃない「アリーサ」の名唱に聴き惚れたまま、リビングのオーディオを前に釘付けの一日だったのです。「お初」の曲も幾つかはあるのだけど、ほとんど今ま
それは3つ。まず野球漫画。これは去年逝去された金田さんと同じ。ただ金田さんの場合は『オレとカネやん』『アストロ球団』『巨人の星』「侍ジャイアンツ』(アニメ含む)など数作に渡って存在感を示していたけども、野村さんはほとんど『あぶさん』だ。そこが
先週のこと。店のしまい支度で洗い物をしている時に、「ボロッと」逝った。それは商品を載せるトレーの角。そこが折損。しまった 替えがないので前後作を講じねばならない。もちろん新しいのを買えばいいのだけど、どこで購入したかとっくに忘れてし
傑作です。素晴らしい!先月観た『ジョジョ・ラビット』に続き、こちらは邦画の年間ベストスリーに早くも確定だ。ハリウッドで研鑽を積んだ女性監督(大阪出身!)による長編デビュー作。しかも女性障害者の自立、更に言えば性的な問題にも踏み込むというデリケ
米国映画史上に残る名作にして問題作『イージー★ライダー』で、それまで単なる若手俳優だったのが一躍時代の寵児になった彼が、その直後にハリウッドを追われるきっかけともなった問題作の、なんと31年ぶりのリバイバル上映です。それにあたってデジタル修復
うわぁ〜、ヤバいですよ。僕もとうとう松井秀喜の背番号と同じ歳になっちゃいましたよ。四捨五入すると還暦ですよ。と、トップ写真に使うつもりの画像を検索してみれば、あの故・大豊泰明さんも同じ番号だったのを思い出した。松井さんと同時期、しかも対照的
おのれキネ旬!(二重の意味で 笑)例年ならば、新聞の片隅にある日とつぜん(?)ひょっこりとベストテンの記事が載るはずなのに、今年はなんとそれぞれの1位しか発表されない!他の部門はいい。問題は作品のベストテンだ。何がランクインされてるかが気に
そもそものきっかけは、先週の産経新聞コラム。https://www.sankei.com/life/news/200129/lif2001290011-n1.html「フェリージ」か!ううん、しかも財布を買い換えるのにちょうどいい時節に加えて、来たる5日は「天赦日」「寅の日」」という財布にとって縁起の
鬼才監督テリー・ギリアムは、なぜこうも『ドン・キホーテ』に惹かれているのか?映画化の構想を始めたのが30年前。制作に取り掛かるも挫折すること三度。最初の失敗を記録した『ロスト・イン・ラマンチャ』が公開されたのは17年前。僕も観ました。涙無しには
全面的な解決には至らず、歴史の禍根と言っていいイスラエル/パレスチナ問題をこんなコメディにしました。というので大きな話題と評判を呼んだ映画が、ようやく大阪で公開。いやあ、ほんとうに面白い。可笑しい!加えて、驚かされることもたくさん。イスラエ
もう去年のこととなったのですが、「そりゃ、ないんじゃ?」と残念な気持ちにさせられたのは、利用して20年近くになる西区の「大阪市立中央図書館」の名称が変わってしまったこと。その名も・・・細かい事情はあえて調べてませんが、経済的に運営が厳しいので
『ジョジョ・ラビット』(布施ラインシネマ) https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974375349&owner_id=26940262『極夜行』角幡唯介https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1974409927&owner_id=269402621月、というのは「正月映画」シーズンでもあるの