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2025年03月01日16:38

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見聞録700

2月に「福岡ダンスエクスチェンジin キビるフェスティバル」において、鈴木アイリさんと下田絢香さんのダンス・デュオ新作“Talk About”を鑑賞する。感想をメッセするとフェイスブックに載せてもらえました。了解を得たのでこちらにも載せさせてもらう。

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感想を送ったものを載せていただきました。ありがとう、アイリさん絢香さん。素晴らしかったです。

        
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先週末、新作“Talk About”の初演を「福岡ダンスエクスチェンジin キビるフェスティバル」にて無事に終演致しました。
父の作品以来2年ぶりとなる約60分ほどの作品。今回は福岡に引越してから知り合い、家も近く、子供達の年齢も近くて共に子供のバレエ教室も運営している、元BATIKのダンサーでもある下田絢香さんとのデュオ作品です。
本作のテーマは私が福岡に3年前に移住して以来特に強く感じている日本人の「言わない、尋ねない、本音を出さない」文化や行政の「不都合を何となく揉み消す」社会とそこで受ける個人の葛藤や違和感など。これは日本社会で共存している私達一人一人の事です。
タイトルをTalk Aboutとした理由は英語としてフラグメントなニュアンス、そもそも私達日本人は何を語り、そして語らずにいるのかという中途半端さを外側目線も入れて表したかったからです。英語が理解出来る方にはそのニュアンスが伝わるかなぁ…(期待)
9月頃から話し合いを進め、11月半ば頃には枠組みは何となく見えていましたがやはり本番直前は毎日毎日沢山試行錯誤や修正を繰り返して初演に至りました。ダンス作品で60分を創作するというのは主婦でもある私達にとって多くの課題がありましたが、幸いお互いの家の中間地点に昼間はほとんど空いている1時間500円の広い稽古場があった事など、様々な奇跡が揃って無事公演に至りました❣
他にもシェアしたい事柄はとにかく沢山ありますし、私は光を強調する為に闇の創作と表現に時間をかけたのだよなぁとかいろいろ思います。コロナ後も解決していないマスクやワクチン接種派と反対派や小学生でも感じている同調圧力、こういう事を改めて冷静に私のメインアクティビティである身体を用いた芸術活動の1つとして取り組む事が出来た事をとても嬉しく思っています。作品完成まで共に走ってくれた相棒の絢香ちゃんに心から感謝しますハート
以下大変恐縮してしまうようなコメントを映像研究者の山下史郎さんから頂きましたのでシェアさせて頂きます。↓↓↓
「素晴らしかったです。また本作自体あちこちの場所で、機会をもって公演をされればいいのではとも思わされる、社会的イシューも感じ取られる作品でした。子を持つ(母)親として、女性として、そして人間として、演者とともにオーディエンスが劇場空間で共有されるセンスが溢れている作品だと思います。マイクと歌で、なにかかつて観たピナバウシュの香港返還をテーマにしたダンスシアターを思い出させてくれるものもありました。しかしながら、意味に還元されようとしたらはぐらかすかし横滑りしながら変形するピナの舞台に比し、意味を読み取らせることを意図しているように思われ、だからこそ、この日本でも起こっている出来事、メンタルの問題etcを本作の理解のもと共有されるのでは、そしてその道はまだ解消されることなく続いていくことへの理解の共有がなされるのでは、と思いました。皆が無意識に在るもの感じ取られる作品、それもダイレクトに。ピナと同様のユーモアもベケットのような不条理性も或いはゴッコ劇的様相も飽きさせない魅力だと思いました。また再演の機会があれば、と願います。」 山下史郎(映像研究者)
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