2019年夏。
いわゆる非紳士革命(The un-gentleman revolution 2019)がフィンランドを皮切りに、エストニア辺りに巻き起こり、翌春、ベルギーへと毒牙を向ける
大tripenart のターゲットをベルギーとしたのは、たまたまその流れと平仄を合わせた偶然。
「マグリットが見たい

」
そんな単純な理由だけが独り歩きして、チケットゲットしていた神奈川県民に奇跡の朗報が届いたのが2020年2月。
『GENTの子羊が修復を終えて再公開される


』
最高かい
同じ時期に、再開を祝したNHKが日曜美術館で『GENTの祭壇画』をフォーカス。
世界的に著名な修復士が、美術史家と漫画家2人のおばさんに徹底的にディスられるという、とても興味深い45分番組で、いまもなお永久保存版として我が家のハードディスクに収まっている
しかしながら、その頃から世界を襲いだしたコロナくんは、キャンセル料無料という特典付きでベルギー大tripenartを断念させるに至る。
”どうせ、またいつか行ける”
まったく落胆することなく、淡々とANAへキャンセルを入れた。2020年3月のこと。
《BEL6》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1988521619&owner_id=8666179
《キリスト教界でもっとも美しい作品》と称賛されるファン・エイク兄弟による祭壇画『Mystic Lamb』。
この作品の漂流と同じように、ベルギー企画も漂流。突撃する切っ掛けを見いだせないまま、亜欧米を渡り歩いていた。
鑑賞したかった祭壇画は大塚国際美術館で我慢すること3たび。
この忍耐が実を結び、ようやく2024年夏、願いが叶うことになる
2泊もお世話になったブリュッセルの小さなホテル(cw/小さなエレベーター)に感謝と別れを告げて、ブリュッセルNORDから国鉄で40分
ゲントと呼ぶのか、ヘントと呼ぶのかを徹底させないまま、ベルギー花の都・GENTへ初足跡
迷うこともなく、事故もなく、こうして到着することに感謝しかない
トラムに乗って目指すは聖バーフ大聖堂
トラムの回数券を買うか、一回券で乗り続けるかを30分ほど迷ったけれど、出した答えは正解だった。
江ノ電大曲りと競うかのような100Rカーブで、小さなご婦人がシートに転げ落ち、亀の甲羅返しを見せていたけれど、現地の人たちは笑顔で手を携えていた。
GENT Morning の微笑ましい一景
聖バーフ大聖堂の姿が見えてくると、ファン・エイク兄弟の功績を讃えるブロンズ像。
外人だらけで日本人はいない。いや、若いカップルが教会内で寄り添っていた。
新婚旅行だろうか、渋い選択でカッコいい
予想していたような混雑もなく、事前予約のQRを提示してすんなりと入堂。
Mystic Lamb に辿り着くまでは亀のようにゆっくりと歩こう。まだまだ勿体ない。
神聖な聖堂内にルーベンスを見つけ、これはあれではないことを確認する
キリストの磔刑。
愛読書『名画を見る眼』のお陰で宗教画のルールを覚え、あらためて映画『ジーザス・クライスト・スーパースター』を100回も鑑賞してきた過去に感謝した。
先ほどから身体中に鳥肌が立ち、震えが来ているが、これは決してアナキサスのせいでも、加齢のせいでもない。
美しいものを観て、心が満たされること。
恵みあるひととき
螺旋階段を上がり(ほんとはエレベーター使用)、いよいよ黄金の扉の前に立つ。
Are you lady ?
否、Are you ready ?
(つづく)
■旅の新形態「アドベンチャートラベル」とは 海外で人気、市場規模は70兆円超に
(TBS NEWS DIG - 10月05日 17:37)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=266&from=diary&id=8046379
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