《BEL5》承前
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This is not Magritte
意地悪なことに、マグリット美術館でマグリット作品とともに展示されているシュールなタブロー。
第一印象は「こんなマグリット見たことないぞ」という”やや正解”から、「これは珍しいマグリットだな」という”誤答”まで。
正解はEmily Mae Smith
1979年、テキサス・オースティン出身の女流作家で、得意分野は男根中心主義の神話表現
テキサス州は行きたいアメリカのひとつ
日本では六本木にある Perrotin がプライマリーギャラリーのようで、きっと過去に観たことがある作家さん。
それにしてもいくつかの作品について「マグリットかな

」と騙されてみた。
マグリット美術館に併存するベルギー王立美術館。
もろちん、脇役と主役を倒置した表現で、ベルギー王立美術館の中にマグリット美術館が包含されているのだけれど、地下からトンネルでつながっている。
ちなみにマグリット美術館の2009年開館に対して、ベルギー王立は1803年の開館。
歴史が違う
シャバンヌのような作品。誰だかわからないけれど、シャバンヌではないようだ。
先生はこの作品を一体誰にたとえただろう。いま、ことさらに大原美術館を訪ねたい。
充実のフランドル。
ボスやブリューゲル1号、2号、アンソニー・ヴァン・大工さんとか。
赤い壁の大きな大きな展示室はルーベンスの部屋。
ブリュッセルのルーベンスよりも、日本人が最も感動を引き寄せるルーベンスがベルギーのどこかにある
さて、残念な王立美術館のこと。
実はさらにもう一つの美術館が内包されているのだけれど、セキュリティースタッフさんもコンシェルジュさんも、皆さん残念な顔をして日本人に憐みのスマイルを投げかけてくれる。

「スーラの La Seine à la Grande-Jatte を見たいんだけれど…」
そんなことをオランダ語もどきの流ちょうな日本語で尋ねてみたら、

「近代美術館はロングロングタイム、改装に入っている」←観られない。
つまり、マグリットの『The Empire of Lights』も、デルヴォーの『Pygmalion』も、ここでは見ることができないことが決定した。また来てねというには、遠すぎる3千哩。
マイミク象さんに倣って、

「では、デルヴォーの美術館がこの辺になかったかな?」と、フランス語もどきの流ちょうな日本語で尋ねてみたけど、

「デルヴォーの美術館は、ここから遥か彼方だよ

」と、コンシェルジュペア2人掛かりで憐れみを送られた。
象さんの日記が絶筆になっていたので知らなかったけれど、Museum Paul Delvaux は、かなり遠いようだ
それでも、いまブリュッセルの地に立っていることに感謝して、

「仕方がない。チョコレート美術館へ行こう

」
コンシェルジュにそう告げると、困った顔で見送ってくれた
ベルギー・ブリュッセルがこれほどのチョコレートタウンとは想像以上だった。
ショコラティエは元パティシエの三女ちゃんがレコメンドしてくれた『エリザベス』1点集中。100ユーロ札を握りしめての大人買い
カカオの学習をろくにせず、美味しいチョコレートの作り方教室に参加。
ショコラ先生と日本人と12人ぐらいの外人さん。
真面目に聴講したご褒美にいただいた一粒のチョコレート。甘くて美味しかった
(つづく)

「食」という字の中に“おにぎり”が…… 漢字を独自すぎる視点で見ている人の発見が面白いと話題 「鬼才現る」「その発想はなかったw」
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