春風駘蕩。
意味は知らないし、漢字も書けないけど、なんとなく好きな言葉
自分が高校時代に落研だったら、高座名が春風亭TAITOだったということ。
下校の途中でゲーセン寄って、スペースインベーダーばかりやっていたからね。
《高知4》承前
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10年ぶり2回目のアンパンマンミュージアムを堪能して、別館となる《詩とメルヘン絵本館》へ向かう。
本館も含めて設計は古谷誠章率いる『NASCA』の人々。ほかにどのような作品を手掛けているのかは寡聞にして知らないけれど、居心地は悪くない。(←良い)
企画展は『田島征三 アートのぼうけん展』
この展覧会に釣られて香美市までやってきた。
絵本作家が斯業であり、たとえば『ちからたろう』。
おいらが天才幼稚園児だった時代に、山田先生から読んでもらっているはず。
あらためてストーリーキャプションを読んでみたら、子作りを諦めたじいさん+ばあさんが風呂に入ることをやめて、自分たちの垢を集めて作ったトルソが、なぜか動き出して、やがて『ちからたろう』へと進化した。汚らしい話だった
『シコクトクシマアワオドリ』
『エチゴウラサハダカマツリ』
絵本作家をやりながら画業へと転換していく。
この2作品。気味は悪いが味がある。
田島征三84歳現存。
画業史をたどっていくと、幾つかの転換点でモティーフががらりと変わっていく。
故に飽きないで彼の個展を観ることができる。
彼の作品との出会いは芸術祭。
3度も行っているのに、いまだに訪ねられていない越後妻有の田島征三『絵本と木の実の美術館』。
次回トリエンナーレの際は、絶対にスルーせずに訪館する。
上が田島征三の作品で、モティーフにされた作品が下のドイツの誰かのタブロー。
個人的に象徴的な田島征三は、コロナが明けてから訪ねた瀬戸内大島。
ハンセン病隔離施設であるその島に、田島征三が作ったインスタレーションは『青空水族館』と、そして人間を捨てた島へのアンチテーゼ「Nさんの人生・大島七十年」。
絶対に忘れることのできない悲劇の表現。
田島征三に興味を持った瞬間でもあった。
強烈なインパクトを残す作品に囲まれて、コバルトブルーのバッタ。
バッタなのだろうか。
やなせたかしの入館券でやってきたファミリーは9割方があっさりと過ぎ去っていく。
それでも中には、この企画展だけにやってきたおばさんだって存在する。
おいらの評価は田島征三★5.
高知にやってきて良かったと早々に。
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