
「さて、何に見えるかな?」
香港美術館《M+》で唯一見つけることのできた名も知らぬ日本人は、若者カップルだった。
彼がこううそぶいた。

「現代アートなんてちっともわからないよ」
そんなことはない。
答えなんてない。自分が思うイメージが正解。こんな簡単なことはない。
さて、問題。

「貞子だね」
香港から帰ってきて、撮りだめビデオイッキミ。
朝ドラ『あまちゃん』『らんまん』を最優先に追いかけて、朝ドラニッポンの至福に酔う。
ローカルの至宝・テレビ神奈川では『王様のレストラン』を終了し、すぐに『振り返れば奴がいる』が開始された。初回、レインボーブリッジを閉鎖できない織田裕二の自分勝手さにワクワクして観ていたけれど、三谷幸喜の魅力は大して伝わらない。
今クールのシンボルかも知れない『VIVANT』
放映時間が毎回違う、なんか偉そうな設定に鼻がくすぐられたけど、TBSの全総力を賭けたであろう制作費用の壮大さを味わせていただこう。
ところが第1話でピークアウト。
第2話はそれでも我慢してみていたけれど、第3話、ラクダから落っこちた二階堂幹事長を探しに出掛けたあたりで観るのをやめた。
アホか。
7-9月クールはそんなわけで連ドラゼロが決定する。
本音をいえば、1年中『あまちゃん』でいい
《HKM3》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1985617999&owner_id=8666179
2021年11月、コロナくん真っ只中の香港にアジア最大級の美術館がオープンした。
今回のHKM tripenart の main destination がここ《M+》(エムプラス)
ガイドブックもなく、頼りはグーグルマップと海外旅行慣れという過信、そして「あっ、この辺、来たことがある」というあやふやな記憶。
自らのアーカイブを紐解くと、確かに2009年に西九龍地区118階建てビル《ICCビル》の77階でビジネスミーティングを行っている。
ただ、その時点では、まだまだ開発途上の地区で美術館のひとつも見当たらなかった土地。
結局、アクセス経路も不安がいっぱいで、ここはひとつ、おいらの語学力でナビゲーターを見つけよう。
犬の散歩をしていたおっさんは、おいらの英語に×マーク。
これは、おいらの英語力のせいではなく、おっさんは広東語のみ対応という意味だろう。
犬の散歩は、ここら辺りのタワーマンションに巣窟するセレブたちのお手伝いさんということ。相手を変えよう。
若いビジネスマンにチャレンジした。すると、とてもステキな笑顔で、こう返答してくれた。

「M+!素晴らしい。M+へは地元の人も迷うような行き方になるから、ぼくが途中までアテンドしてあげるよ

」
最大限の感謝を伝え、彼についていくことを決めた

「どこから来たの?」
Kanagawa Pref と答えたけれど、伝わらなかった。これならどうだ?

「Neighbor of Tokyo

」

「Oh,I See」ほんとにわかってるんだか
アートが大好きで、世界(当社比)を飛び回っていることや、大館へ行ってきたことなどを伝えながら、会話が進んだところでステーションホールに戻ってきて、そこからのルートを丁寧に口述してくれた。

「Very thanks

」
嬉しくて言葉がでなかった。(決して、英語を知らないわけではないわけではない)
ビジネスマンは「英語が上手ですね」なんて、褒めてくれたけれど、それはもう先生だもの。
未だ拡張工事中のアプローチを通り抜けて、ついにやってきた
ピロティの美しさは、言葉を与えず。
昨年、ゲリラ豪雨の中に辿り着いた《DIA:BEACON》の時の印象にやや似たり
アプローチ、そしてグランドフロアのホワイエ。
世界一有名な日本人ばあさん、草間作品が遠慮がちに覗いている。
そんなM+鑑賞。まさかの6時間20分(ランチタイム込み)
唯一無二の体験。
ガイドブックには載っていない、とてもステキなミュージアムにやってきた
(つづく)

ドラマ「VIVANT」、ドラマではあり得ない共演者のショットを公開 「こんなに優しいお顔なのね」
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=128&from=diary&id=7513095
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