映画を見ない日の出来事３９２

映画を見ない日の出来事３９２

暑いときには思いっきり汗を流せば、少しは涼しくなるかとおもい、岐阜の金華山に登ってきた。
登りの中間点までは順調だったが、急登が始まると途端にバテてしまった。
とにかく異様に暑い。頂上へ着くまでにペットボトルの水を1本半空けてしまった。
ホースで水を掛けられたみたいに身体中汗まみれになったが、これっぽちも涼しくない。しかも心なしか朦朧としてきた。
なんとか登頂できたのが奇跡みたい。もうヘロヘロ。
出発前に、ふもとの公園で昼食のコロッケパンをかじってたら、園内案内のボランティアとおもわれる爺さんたちが、こう暑くちゃ、救急車の出番があるかもしれないなあとしゃっべていたが、救急車どころか霊柩車のお世話になりそうだった。
今回はさすがに懲りた。もう夏場の金華山はやめだ。

ところが、悲劇はまだ続く。
帰宅時、最寄り駅から自宅まで歩いていたら、軽登山靴のソール（＝靴底）がべろりとはがれてしまった。
足に馴染んでいたので、困ってしまう。
そういえば、ソールの張り替えというのがある。
いくらかかるのかネットで検索したら、なんと１５，０００円もするみたい。
新品を買うのと大差ない。
クソッ、人の足もとを見やがって。



頂上に建つ岐阜城。登ったという証拠写真。
もちろん、ロープウェイを使っても同じ写真を撮ることはできるのだが。