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2023年07月14日20:13

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映画日記『ドラゴンへの道』『マッド・ハイジ』

2023年7月14日(金)

『ドラゴンへの道』(1972年)
監督:ブルース・リー
名駅・ミッドランドスクエアシネマ2

没後50年、ブルース・リーの特集上映から1本。
ネットの予告に出てきた“初めて見る”、“もう一度見る”に続く

“人生最後に見る”

のキャッチコピーに釣られてしまった。
スクリーンで見る人生最後のブルース・リー、未見の『ドラゴンへの道』をチョイス。
正直、ストーリーとしてはそんなに面白いものではなかったが、クライマックスのローマのコロセウムを舞台に、ブルース・リーとチャック・ノリスの一騎打ちには胸が熱くなった。


『マッド・ハイジ』(2023年)
監督:ヨハネス・ハートマン&サンドロ・クロプシュタイン
矢場町・センチュリーシネマ

本日の本命。
おなじみアルプスの少女ハイジがヒロイン。
チーズ王国のスイスに君臨する独裁者によって、恋人の羊飼いペーターを惨殺されたハイジが復讐を誓う。
しかし、か弱きクララといっしょに官憲に捕らわれてしまったハイジは、残酷女囚刑務所に放り込まれた。
女看守や女囚たちによる虐待にもめげず、ハイジは脱獄に成功する。
ハイジはいにしえより母国スイスを見守る女神によって武術を修得することに。
女神よって授けられた武具を手に、ハイジの復讐と祖国解放の戦いが始まる・・・・

スイス映画にして、母国スイスをディスりまくる痛快作。
本作を見てしまったら、日本映画も埼玉あたりをディスるより、いまの日本をディスるくらいの根性を見せてほしくなる。
どこかで見たようなシーンの連続で、大笑いだ。
とりわけ、かつてのB級エロ映画の定番、残酷女囚刑務所シーンには1本取られた。
ハイジとクララが、サディストの女所長に、サディストの女看守、サディストの女囚たちにいたぶられる。ボンクラ爺にはたまらない。
お目当ての、首が飛び、胴体まっぷたつに、はらわた露出の流血スプラッターもばっちり。
特筆すべきは、スプラッターシーンが陰湿にならず、晴れわたったアルプスの青空みたいに陽気なことだった。
どこまでが実写で、どこまでがCGなのか判然としないが、スイスの山岳風景が心地よい。
ということで、金曜日にぴったりの1本。
10点満点の12点!!


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