映画日記『トゥ・クール・トゥ・キル　殺せない殺し屋』

２０２３年７月１１日（火）

『トゥ・クール・トゥ・キル　殺せない殺し屋』（２０２３年）
監督：シン・ウェンション
名駅・ミッドランドスクエアシネマ２

映画俳優といっても、ちょい役のエキストラや殺され役ばっかりだったウェイが、突然殺し屋映画の主演を演じることに。
といっても、それは凶悪なギャングたちを騙すお芝居だった。
しかし、そのことをウェイはまったく知らずに有頂天、すべてが撮影だと思い込んでいる彼は、ギャングたちに傍若無人なふるまいをくり返すのだった・・・・

三谷幸喜の『ザ・マジックアワー』（２００８）をリメイクした中国映画。
中国で大ヒットしたコメディということで期待したのだが、どうもいまひとつ。
そもそも、『ザ・マジックアワー』自体が面白かったという記憶がない。
映画としては、笑いあり、ほろりとする人情話ありで、それなりに楽しいのだが、コメディ映画らしい、爆笑シーンがなかったのが残念。
一度でいいから、おもわず「１本とられた！」と、大笑いするシーンがあると、だいぶ印象が変わったとおもう。