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2023年05月02日20:54

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《宮崎2-4》12歳の美術鑑賞

日本には一体いくつの美術館があるのだろう。
こんな時はchat GPT が役に立つ。

蟹座日本にはいくつの美術館がありますか。
ブタChatGPTブタ
日本には数多くの美術館がありますが、正確な数はわかりません。しかしながら、東京や京都、大阪などの都市には、国内外の様々な美術品を所蔵する有名な美術館が多数あります。

ちっとも役に立たない。
質問を変えてみよう。

蟹座お薦めの美術館はどこですか。
ブタChatGPTブタ
おすすめの美術館としては、以下のようなものがあります。
1東京国立博物館 - 国宝や重要文化財を含む、日本の美術品の最高峰を鑑賞できます。
2東京都美術館 - 東洋・日本・西洋の美術品を幅広く展示しています。
3京都国立博物館 - 京都の文化遺産や仏教美術品を展示しており、美しい庭園も見どころです。
4大阪市立美術館 - 近代美術からアジアの美術品まで、多彩なコレクションを所蔵しています。
521世紀美術館 - 現代美術の展示に特化した美術館で、国内外のアーティストの作品を展示しています。
これらの美術館は、それぞれ独自の特色を持っており、美術ファンにとっては必見のスポットとなっています。

立憲民主党よりも役に立たない失恋

《宮崎2-4》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1984949068&owner_id=8666179
国内に400数館あまりあると言われる美術館イベント
ここ宮崎にまたひとつ足跡を残すことができた。
これで、250ぐらいの美術館へは出掛けているだろうか。
どうせヒマなゴールデンウィーク。リストを整理して数えてみるか。(←みない)
フォト
《中島美術館》
雰囲気は伊豆・上原美術館。
宮崎県内有数の企業であるメディキット株式会社の創業者コレクションを集めた私設美術館。
フォト
美術後進県(川オス調べ)である宮崎県。その北部には日本書紀の神様はたくさんいるけれど、常設美術館が皆無だった。
犬「日向市にも気軽に観に行ける美術館を作る」という姿勢から、自らのコレクションを公開したのが2012年。まだ10年足らずの歴史の浅い美術館のようだ。
フォト
平日の昼前時。
日向市内とはいえ、駅からはクルマで20分、かなりの山間にある風光明媚なスポット。
貸切鑑賞を期待したが、駐車場には団体バスが1,2台。
それを証明するかのように、ロビーにたむろする弁当臭いガキども、否、小学生の神童たち。
スタッフさんが駆け寄ってきて、
ひよこ「このあと、小学生の鑑賞が始まります。静かに観るなら今のうちですよ指でOK」とのアドバイス。
入館料500円を払うやいなや、リーフレットをもらう間もなく「早く、早く」と急きたてられた。

お言葉に甘えて1階展示室、2階展示室をまずは早回し。
フォト
お陰様で中島千波も絹谷幸二も貸切で、神奈川県からやってきたおいらを迎えてくれた。
大盤の赤富士は、現役作家・佐々木裕而『赫(富嶽鳥瞰)』富士山

しばらくして、ガヤガヤと小学生たちが展示室に入ってくる。
東京の子どもたちなら必ず携えてくる画板やボード、そしてメモ帳も一切なし。
それぞれが自分勝手に展示室に入って、絵を観る者、テラスに出てくつろぐ者、つまらなそうにフラフラしている者、或いは女教師に甘えて離れない者…かなり自由に美術館鑑賞教室の時間をつぶしている。
今では美術好きを気取っているけれど、自分だって小学生のころは、真面目に見ることなんてできなかったはず。もろちん、その当時から絵画を愛でられる小学生でありたかったとはアラカンならではの希望。

ただ、とても気持ちが良いのは、誰ひとりとして走ったり騒いだりするものなく、静寂は保たれている。
残念なのは、せっかくファイルを持った女教師さえ、児童たちに絵画のレクチャーをするでもなく、展示室の端にぽつんと立ち止まっているだけだったこと。
日々の教員業務からの疲労なのか、ただ時間が過ぎるのを待っている感じだった。
何のための美術教室なのだろうか。

陶器が陳列された展示室に、ヒマンジな男児が入ってきた。
学年を聞くと「みんな6年生」だという。
蟹座「茶碗なんて見てもわからないだろ」
上から目線でヒマンジに語り掛けると、
ブタ「いや、なんとなくいいなぁって思います」と、優等生な答え。
川オス、ちょっとびっくり。
楽焼の何たるかを少しだけ教えてあげて、ヒマンジとともに日本画の展示室へと戻っていく。

貸切の時間、一周して眺めた日本画の名品を、児童とともに再見する。
人懐こそうな男児に会話を挑む。まるで、美術の先生になったかのようだ。
蟹座「この3つには、他の絵とは違う共通点があるんだよ。わかるかな?」
選んだ作品は富士山を描いた片岡球子、花瓶と花を描いた小倉遊亀、そして和装の美女を描いた上村松園。
児童は首を傾げながら、必死にタブローを眺めまわす。
蟹座「絵だけじゃなくて、名前が書かれたキャプションも見てごらん」
かなり難しい問題だった。
答えを教えようか?と訊ねると、「いや、ちょっと待って」と、必死に考える少年。
そんな2人に気がついたのか、1人、2人の児童が寄ってきた。
蟹座「ちょっと難しい質問だったから、教えてあげるね」
答えを聞いた少年、何となくわかってくれた感じ。
フォト
続いて、展示室の端から5枚の作品に案内する。
蟹座「今度はこの5枚。共通するものをあててごらん。ヒントは、画家の名前ね」
彼はそれぞれのキャプションを眺めて、笑顔で「わかった!」と声に出した。
猫「みんな山がついてます」
蟹座「正解だよ。この5人は日本画で有名な日本五山。名前は覚えられないだろうけど、日本五山って覚えておきな」
猫「日本五山、わかりました」
へんてこおじさん(←おいら)にぺこりと頭を下げて、美術教室が終わりを告げる。
帰るためにロビーに並んでいた小学生たちの中から、ヒマンジがおいらの元にやってきた。
ブタ「さっきは、ぼくの友だちのためにいろいろと教えてくれてありがとうございました」
おいおい、宮崎の小学6年生は凄いな。立派なものだ。

小学生たちが去って、ふたたび静寂と貸切がやってきた。
すると、今度はスタッフさんが姿を見せる。撮影禁止なのに写メを摂りまくっていたのを𠮟りつけに来やがったのか。
ひよこ「先ほどはありがとうございました。小学生たちとお話しされて…美術関係の方でしたか?」
蟹座「いや、単なる趣味人で、日本の美術館を巡ってます。小学生には女流作家や日本五山をちょっと教えてあげました。ちゃんと、そのように展示されていたので…」
ひよこ「知っている方が見てくれると気がつかれるんですよね。子どもたちも、きっと記憶に遺してくれると思いますよ。ところで、どちらから?」
神奈川県からやってきたことを伝え、美術館の雰囲気を褒めたたえる。
フォト
蟹座「作品はもとより、2階からの借景が素晴らしかった」
ひよこ「高千穂の山並みなんです」
嗚呼、高千穂の神々しさか。
自分が初めて宮崎を訪れたのが、大分県から南下した高千穂だった。
日本神話のことを初めて勉強したくなった40代のころだったろうか。

もう一人のスタッフさんもやってきた。
つまり団体さんが来なければ、かなり恵まれた就業環境らしい。
犬「たくさん美術館に行かれているようですけど、お薦めはどこですか?」
やや驚いた。これまで、ギャラリストやキュレーターに同じことを尋ねることはあっても、こうして聞かれたのは初めてかもしれない。
アタマの中が様々な美術館で埋もれてくる。
どこだ、どこだ。
蟹座「同じ九州なら鹿児島の長島美術館、日本国内なら瀬戸内の豊島美術館ですね。人生が変わりますよ、豊島美術館は」
どのような美術館であるかまでを加える必要はない。
蟹座「とよしま、と書いて豊島。その隣にある直島とともにフェリーに乗っていくんですよ船」
他にもベストクラスミュージアムがたくさんあるはずなのに、瀬戸内のあの情景だけが浮かんでいた。

もう1周、貸切を楽しんできますね。
そうスタッフさんに告げて、3周目の完全貸切鑑賞。
小さな美術館でも1時間たっぷりと楽しんだ。
入口と同じ出口で、さよならを告げる。
蟹座「瀬戸内、豊島、ぜひ、出掛けてみてくださいね」
犬「いつか、必ず行きますね」
ひよこ「季節が変われば展示替えしますので、ぜひまた、お越しくださいね」
蟹座「ビュフェや千住博を鑑賞したいので、またいつか、来られますように」
そんな会話を交わして、中島美術館をあとにした。
これだから、美術館巡りはやめられない。(←やめない)

(つづく)



バナナ“バナナを壁に貼っただけのアート”、美大生が食べてしまうハプニング ソウルで展示中に
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