スキャナー・ダークリーおもしろかった。Kディックからすれば悪夢だったかもしれなく、たぶん内省的に考察されたのではなかろうかと想像するけれど、リンクレイターは客観的に、暗闇の監視カメラを通して、ノスタルジックかついくぶんユーモラスに、アメリカン・ライフを見つめているセンスるのではと感じられる。アイデンティティの喪失や自我崩壊などなにかポールオースターってるけど、そこには自己再考が潜みイノセンスへの回帰が主人公に託されているように思える。青い花の獲得は彼の任務がなされただけをいうのではなく、その回帰がそこには表されているのではなかろうか。バイソンのBBQばかり食べている体格のいい野球選手ドロップアウトでテキサス野郎のイメージのリンクレイターであるが、なんと彼はビーガンとのこと、きっと大麻バーガーと大麻ドリンクのセット注文をウーバーイーツなのではないか、と思われるが、もしそうなのなら、彼の夢がロトスコープでユーモアに充ちたアメリカン・ナイトメアされ、このエスケイピズムご満足にちがいない。映画は感覚だ。
ps
陰謀や孤独、私はどこここは誰?とアメリカンなテーマが目白押しである。それはそれで深刻はずであろうぞ。
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