4/23(土)、ようやく雨が上がったので、ニュースで満開を耳にしたトキワマンサクを見に湖西(こさい)市へ行った。
湖西市は、その名で想像がつく通り、浜名湖の西側にある。ちなみに湖西市の更に西は愛知県の豊橋市であるから、東西に長い静岡県の西の端という事になる。
トキワマンサクは中国中南部からインドの北部当りに分布する常緑樹で、現在、日本にはその群生地というと3ヶ所しかない。熊本県荒尾市、三重県伊勢神宮、そしてこの湖西市神座(かんざ)である。
中で湖西市の群生は最大、且つトキワマンサクの「北限群生地」として認知されており、静岡県の天然記念物に指定されている。
現地に立てられた小さな石碑と説明看板。
標高170mの嵩山(すやま)の麓、神座川周囲の水田脇約300�屬両貊蠅�77株があり、4月後半から5月上旬にかけて、薄クリーム色がかった白い花を咲かせる。
今はこんな様子である。
近隣にはこれやベニバナマンサクを生垣にしている農家もあった。
中にはクリーム色があまりかからず白色が強いものや、葉が大きくて緑色の濃い株もあったが、違う種類だろうか?
私は7年前、2015年に初めてここを訪れた。
その時の様子は以下をご覧頂きたい。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1941229258&owner_id=3341406
7年前は嵩山を登って神座古墳群にも寄ってみたが、今回は行かなかった。
その代わりにという訳ではないが、前日の新聞記事を見て、同じ湖西市内、新居町にある浜名川親水公園に行ってみる事とした。
以下中日新聞4/22記事。こちらはフジが満開との事である。
公園内には噴水や水上ステージがあるとの事だったが、現在は水が出ておらず、ステージの周囲にも水は張られていない。新型コロナとの関係があるのだたろうか?
この周囲に半円形の回廊風に藤棚が作られていて、全長40m、今まさに見頃。6本の内の1本は樹齢110年程と言われている。(上の新聞には樹齢80年で移植されたとある。移植から既に30年経つので計算は合っているようだ。)
この公園は島根県の足立美術館やアメリカのボストン美術館等国内外に300もの庭を作った造園家 中根金作(1917-95)が設計したとの事。中根は磐田市出身で、浜松工業高校を経て、東京高等造園学校(現東京農大造園科)卒。
町政100周年事業として1986年に着工、完成は1989(平成元)年。
周囲には市の子供や老人のための福祉施設が集まっている。
下は現地で撮った写真。
今日は25℃以上あって陽射しも強く、藤棚の陰で、買ってきた鶏そぼろ弁当を食べた。
遊びに来た子供達は、水遊びがしたかった事だろう。
こちらは公園の裏を流れる浜名川。護岸は自然石を使って整備されている。
堤防を散策すると、川面に鵜やカモの姿があった。
まだ陽が高かったので、応賀寺にも寄ってみる事とした。
親水公園から車なら10分もかからない。
鏡光山応賀寺は真言宗の寺院で、神亀年屋間724年に、聖武天皇の勅願により行基菩薩が起こしたと言われている。
現在は薬師堂が残るだけだが、塔頭8坊を数える時代もあった由。
以下、山門と屋根が大きくどっしりとした構えの薬師堂。
昨2021年4月に浜松市美術館で観た「みほとけのキセキ〜遠州・三河の寺宝展」には、本寺の阿弥陀如来坐像、毘沙門天立像(共に静岡県指定文化財)が出品されていた。
以下レポート(その2)参照。
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1978889768&owner_id=3341406
これらは新しく建てられた宝物殿に安置されている筈だったが、1週間前の事前予約が必要との事で、中を観る事は叶わなかった。
またいつかゆっくり来る事としよう。
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