ウェディング・ハイおもしろかった。篠原涼子の女子力ハンパない、という作品。”女子”はもはやタブー言葉であろうが、大九的には今も輝くゴールデン・ランゲージであろう。と思われるぐらい、女子を表現してみせる。特に後半、女子パワーを発揮してみせる。ヤマトナデシコ的ホスピタリティやアーバン・イケイケなパワフル活力で宴会を盛り上げる。前半においては、冒頭、篠原のセリフからはじまり彼女が映し出されるも、いろんな登場人物たちのアンサンブルとして作品は陳列されていき、篠原はときどきその存在を思い出させるように登場するも基本はいろんな人々のアンサンブルであり、バカリズムの過去の作品から察せられる団子串し状態でエピソードが配列される。矢口史靖や三谷幸喜作品のようにひとつの出来事が他の出来事に繋がったり絡まったりのふくらましがないけれど(せいぜい牡蠣が”運”を運ぶところだけだろうか)、全体的にエスエヌエス・ティックトック時代における誰もが目立ちたい目立つのセンスを取り入れてコンテンポラリーを表してみせる。ガンちゃんの終盤に表されるエピソードもサブプロットというか、スピンオフな感じで、現在的。花嫁の役のヒト、秋元才加と石田ゆり子を足して二で割ったような顔立ちで、感じも激しさとまどろみがバランスもってあるように思ったら声で気が付いたけれど町田くんの世界に出ていた子なのか。ガンちゃんといい彼女といい、大九明子と石井裕也は同系列のプロダクション関係のご用達映画監督なのだろうか
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