サッドティーおもしろかった。1がエスタブリッシュシークエンスとして機能し、言っているのかどうかは知らないけれど、ロメールはさておいて、ウッディアレンってよりもホンサンスが実は好きなのではという疑惑が浮かび上がる、1を観ると。いろんな関係性が繋がってくるのは今泉力哉のテクスト、つまり作品群の織り成しに特徴としてあるけれど、関係性は考える葦のように伸びていく。しばらく見ていると、主人公をクリエイターにするところはアレンっぽいし、アレンの場合は想像していることと現実のギャップのチグハグにうろたえるも、こちらはそうではなく、想像とは哀しみなどもひっくるめて人間の考える葦だと言っているかのように表されてゆく。それにしても、夫婦の喧嘩などアルアルな感じ、いろんなエピソード満載だけれど、アルアルやなるほどと思わせられたりとかズシーンとくるとか、ホンがうまいな。ラストのフロントガラスから見える光景はスクリーンに映し出された映画のようであり、主体性を持てない優しいだけのボンクラ主人公と同じように、オーディエンスは受け身にならざるえないゆえ、ラストのセリフ私とおんなじですねは十人十色どう感じられるのかな。おもしろかった。
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