2022年1月28日(金)
『ノイズ』(2022年)
監督:廣木隆一
名駅・ミッドランドスクエアシネマ
伊勢湾沖に浮かぶ離島が舞台。
犯罪なんか起こるはずがないのどかな島に、男の死体がごろりとなったから、さあたいへん。
ひとつの死体を巡って、ああだこうだしてるうちに、さらに死体が増えていく。
村長を演じた余貴美子の怪演に大笑い。
てっきりブラックコメディだろうとおもって見ていたら、だんだんと暗くなっていき、最後は陰々滅々な話で終わった。
途中までは『ハリーの災難』みたいな映画を期待していたので、もうガックリ。
『フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊』(2022年)
監督:ウェス・アンダーソン
名駅・ミッドランドスクエアシネマ2
画面の色彩設計やセットなど見事なもの。
コラムやルポといった雑誌の記事を映画が語るという作りが凝っている。
ただ、凝りすぎなのと、それぞれのエピソードや、散りばめられたユーモア(だろうとおもう)が私にはピンとこなかった。
予告編がとても良かったので大いに期待したが、もうガックリ。
ただし、レア・セドゥーのヌードは眼福だった。
ガックリが2本続いてしまった。
このままでは収まりがつかないので、レイトショーでもう1本見てきた。
『マニアック・ドライバー』
監督:光武蔵人
駅西・シネマスコーレ
愛妻の死をきっかけに、好みの女性との無理心中を妄想するようになったタクシー・ドライバーの物語。
血糊とエロという私好みのボンクラ映画だが、話がモタモタしててさっぱり面白くない。
ただ、こちらも古川いおり嬢のヌードだけが救いだった。
せっかくの金曜日が3連敗かとガックリしそうになったとき、終盤で盛り返す。
その終盤のオチというのが、少なくとも『ノイズ』よりはひねりが効いていた。
ということで、本日は3戦2敗1引き分け。
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