君と歩こう、おもしろかった。予告編から察しシリアスなものかと思ったら、けっこうふざけていた。バイトのシフト増やせ、カツカツなんです、とか、あれ?髭がないとか言うの、けっこう笑ってしまう。川の底からこんにちわやハラがコレなんでへの流れにあるような作品。女性高校教諭と男子高校生の駆け落ち逃避行。されど、貴方が想像するような熟女AVではない。女教師は女子生徒にはスカート短いと言うくせに自分が校則をかなり違反している超ミニスカートを履いているわけでもない。勉強しろと言ったりいきなりヒスを起こすような、普通にいるような女性教諭であり、女性からからまれてうろたえたりセックスの回数を知って戸惑う普通にいる男子生徒である。でも、出来事はほとんどありえないこと。石井裕也テクストにおける女性たちは、けっこう猪突猛進型が多いな、そしてかなり考え方がまじめである。ふり幅がない分、トラブルが起こり、そこにドラマが生まれてくるのだろう。シフト増やせ、カツカツなんです、は笑ってしまうけれど、石井裕也が描く女性像がうまく表されているように思える。川の底からもたしかそうだったと思うけれど、パキスタン音楽というかインド音楽というか中近東音楽というか、そうした音楽が表されるけど、好きなのかな。後半はそうした音楽もだけれど昨今の邦画に多く見られるエスニックの取入れ的なものが表されるけれど、前半の部分においては、かなり森田芳光相米慎二色が出ていたけれど、好きなのかな。逃走するスキゾキッズ礼賛を感じられるが、やはりエイティーズからの影響あるのかな。
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