映画日記『クライ・マッチョ』

２０２２年１月１５日（金）

『クライ・マッチョ』（２０２２年）
監督：クリント・イーストウッド
名駅・ミッドランドスクエアシネマ２

小賢しいことや細かいことは、この際なし。
少し猫背になり、歩く姿がよたよたとしていても、動きしゃべるクリント・イーストウッドを見てるだけで、うれしい。
うれしいというより、ありがたくて、拝みたくなる。
中学生の頃に見た『荒野の用心棒』がはじまりだから、およそ半世紀にわたって彼の映画を見てきたことになる。
数えたことはないが、外国の映画俳優でいちばん多く見てるはず。
そういう人は、私だけでなく、日本や世界中でわんさかいるとおもう。
イーストウッド現在９１歳、丈夫で長持ち。
とにかく、すごいね！！としか言いようがない。
映画が始まったときはよたよたしてたイーストウッドが、ラストで大年増美女とキスをするシーンになると、とたんにシャキッとしてた。重ねてすごい。
最初と最後に流れる、カントリーソングが、妙にしみた。