とても嬉しい話を聞いた。神奈川県内の小学校、授業参観での一コマ。
かねてから平和教育を行っていて、いよいよ最終章。
この日のテーマに迷っていたところ、たまたま8月9日付けの長崎新聞を持っていた教師から「これを教材にしてみては」と提供された
両面開きの長崎新聞には、13,000個超の黒い丸と2個の赤い丸。
これだけでは、何が示されているのかわからない。
ヒントは「長崎新聞」「8月9日」「2個の赤い丸」…
タイトルは《核兵器が存在している以上、それが使われるリスクも存在しています》
広島や長崎では、このような素材を使った授業が当たり前の平和教育。
神奈川県にあっては、チャレンジングな授業だったと想像される。
模範解答のように「原爆反対」の児童が多くいる中、「戦争を終わらせるためには仕方がなかった」や「これ以上の犠牲者を出さないために」など、これもまた、誤答とは言い切れないよく考えられた意見も出されたという。
しかし、最終的には「そもそも戦いを起こさないこと」「戦争の原因を断ち切るクレバーな世界」というような主旨の帰結を見て、この授業参観は成功したはずだ。
長崎原爆資料館前に建てられた《長崎殉難教え子と教師の像》
ぼくは、この像の前に立っただけで、人間の愚かさを恥じていた。
好戦的な人たち、例えば習近平やプーチンチンや安倍晋三や高市早苗は、どんな思いでこのような銅像を見るのだろう。何ひとつ、思うことはないのかな。
戦争を知らない教師たち、或いは、原爆を知らない人たちには、教えるための知識も意欲もが不足しているようだ。
8月ばかりが平和を願う月ではない。
12月の長崎tripenartは、そんな修学旅行に終始した。
《筑肥6》承前
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1981156014&owner_id=8666179
天主堂、グラバー邸、オランダ坂、平和祈念像、軍艦島、稲佐山。
一通り長崎の観光スポットは経験したはずなのに、まだまだ未踏の、そして日本人としては重要な場所がいくつもあった。
《国立長崎原爆死没者追悼平和祈念館》
ここを長崎1つ目のスポットに選んだのは「一度は訪ねてみたい建築スポット

」としてであった。つまり、これが主目的。
建築家・栗生明、平成15年の作品。
昨年、訪ねた『平等院鳳翔館』が彼の設計のようだけど、この平和祈念館たるや、さすがは代表作にして村井藤吾賞受賞作品。
戦没者を悼む拝観者の気持ちに、ストレートに寄り添っている。
施設上部に設えられた水盤には、7万個の光ファイバーが水底に沈み、日没後には追悼のあかりが灯る

この7万というのは、1945年末当時の長崎原爆による犠牲者たち。
館内ではボランティアによる朗読会が催されていた。
被爆者が綴った1945年8月9日の記憶を、とても丁寧に語り部が読み解いてくれる。

「これまでに、このような戦争体験の朗読など、経験がありますか?」

「もう十数年前になりますけど、沖縄のひめゆりで、語り部のおばあさんから直接聞きました

」

「実際に沖縄戦を経験したひめゆりの方も、もういらっしゃらないのよね…」
そして今《戦争体験者のいない時代》が目前に迫っている。
1話15分。
館内がとても空いていたから貸切で聴いていたけど、途中から若者が1人加わった。
『はだしのゲン』を目の前にしたような感覚。「戦争を終わらせるため」「これ以上、犠牲者がでないため」とはいえ、どうして人間は原爆投下ボタンを押すということができるのか。「1億総玉砕」?ふざけるな。東条英機をここに呼んで来い。
祈念館に隣接する《長崎原爆資料館》も初見参。こちらのほうが古く、平成8年の完成。
リーフレットによると「旅好きの口コミで選ぶtripアドバイザー:美術館・博物館ランキング2018部門」で博物館全国第1位に選出されている。ふ〜ん。
多くの展示品は、広島のそれと変わらない。
知識としては、ヒロシマが「リトルボーイ」で、ナガサキには「ファットマン」が落とされたということ。これが長崎新聞紙上の2つの赤い丸。
黒い雨は降らなかったようだけど、人口24万人の長崎市民、一瞬にして7万人近くが焼き尽くされた。
それでもなお、核兵器はなくならない。
それどころか、我が国は核兵器禁止条約の署名国・批准国にすらなっていない。
忘れたのか、原爆が落ちたこと。
《山王神社・二の鳥居》(一本足鳥居)
ここは2度目となるが、どうしてもたくさんの人たちに見てもらいたい場所。
修学旅行ではいかない場所であろう。こんな鳥居、日本に1つだけでいい。
1度目にいただけなかった御朱印を、わざわざご自宅から駆けつけてきた若い祢宜さんに浄書していただいた。まぁ、あれだ。
(つづく)
■校庭隅の黒いぶよぶよはスーパーフードだった!抗がん、コレステロール抑制効果も…気になる味は?研究者に聞いた
(まいどなニュース - 12月23日 07:00)
https://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=262&from=diary&id=6788141
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